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教え過ぎない

2016/4/13

本格的に授業を開始して1ヶ月ほど経ちました。
生徒も慣れてきて、だいぶ気軽に
質問をするようになってきました。
そこで最近悩んでいるのが、
「どの程度まで教えるか」
ということです。
「わからない」と言っている子に対し、
「解き方を見せる」のが手っ取り早くていいのですが、
それをやり過ぎると、
生徒は「わかった」つもりにはなっても、
「できる」ようになりません。
最近テスト直しをしたのですが、
生徒が間違えた問題を一緒に解き直していたところ、
自分がわからなくなってしまうことがありました。
「さて、困ったな…」
と思っていたら、生徒の方から
「先生、できました」
との声が。
「どうやって解いた?」
と聞いたら、生徒が自分に解き方を教えてくれました。
講師としては情けない限りですが、
生徒の実力UPという意味では、むしろ
自分が教えられなくて、良かったのではないかと思います。
おそらく、次に同じ問題が出ても、
その生徒は「説明できる」くらい理解ができているので
しっかり解答できるようになっていると思います。
他にも
「そこは自分で頑張って考えて答えないと、解けるようにならない」
という時もあり、そのような時はあえて教えないようにしています。
あくまでも
「生徒が、自分の力だけで、できなかった問題ができるようになる」
ことが大事で、そこにとことんこだわりたいと思っています。
「黙って見守る」所なのか、
「全くわかっていないから、教える」所なのか、
その判断は常に難しいですが、
「教え過ぎない」ようにぶれずにやりたいと思います。

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