掃除の大切さ
2016/5/17
塚越寛さんが書かれた
「リストラなしの『年輪経営』」という本を
読んでいます。
著者は「かんてんぱぱ」でおなじみの
伊那食品工業の会長さんです。
地元の有名企業でありながら、
正直あまりよく同社について知りませんでした。
「寒天やゼリーの会社」くらいです。
ですが、世界的大企業トヨタ自動車の社長
豊田章男さんの記事を読んだところ、
塚越さんが掲げる「年輪経営」に感銘を受けた、
とありました。
地元企業の方であり、
また、今勢いのある社長さんが参考にする
「年輪経営」とは何だろう、
と興味が沸いたので購入しました。
素晴らしい考えの会長さんで、
「こんな素晴らしい方が長野県にいらっしゃったのか」
と感激しました。
と同時に、今まで全く知らなかった自分の無知を
恥ずかしく思いました。
書かれている内容の1つ1つが勉強になるのですが、
その中で「掃除」の重要性を説かれています。
曰く「掃除はもの言わぬ営業マン」
だそうです。
武蔵野の社長、小山昇さんも掃除の大切さを
おっしゃっています。
汚い場所にいると、人の心は荒みます。
また、「ゴミがゴミを呼び」ドンドン汚くなっていきます。
一方、きれいにしておくと
少しの汚れでも気になって、清潔に保とうとします。
初めは小さな差かもしれませんが、
やがて大きな結果として現れるということなのだと思います。
また、誰でもできる「掃除」という行為を通して、
その人の性格が見えてくるということもあると思います。
「誰も見ない所だから」と言って、手を抜くのか、
「他の人がやらない所でも」と言って、キレイにするのか、
そういう細かいところにその人の本性が表れる気がします。
当たり前と言えば当たり前のことですが、
慣れてくると見落としがちな所です。
掃除の重要性は意識しているつもりですが、
改めて肝に銘じたいと思います。
ということで、早速今日の午前中、塾内を掃除しました(笑)
日々きれいな状態で子供たちを迎えたいと思います。