基礎の重要性
2016/5/30
昨日の早朝、サッカーのヨーロッパCLの
決勝戦がありました。
早起きをして、久しぶりにヨーロッパの
サッカーの試合を見ました。
見ていて感じたのは、
「ボールスピードの速さ」「1対1の激しさ」
でした。
例えば日本代表と比べても、
同じようにディフェンスラインでボール回しをしていても、
ボールの回すスピード・距離が違うので、
ピッチを素早く、幅広く使えている印象を受けました。
また、1対1がとにかく激しくて、
相手の体めがけてアタックしているような感じでした。
「裁く審判も大変だな」
と思ってみていましたが、
日本ではファウルになりそうなチャージも結構
流していたので、
「このくらいのあたりは普通なんだな」
と思って見ていました。
全体的に一番差を感じたのは
「基礎技術」の部分です。
「正確に蹴る・とめる」といった技術です。
こうした基礎技術は一朝一夕に身につくものではありません。
小さい頃からの、地道な反復継続によってのみ
習得できるものだと思います。
戦術的な部分はある程度カバーできると思うのですが、
こうした基礎技術を向上させるのは容易ではありません。
確かに日本のレベルも上がっていると思うのですが、
世界のレベルはそれ以上に速いスピードで上がっているような
印象を受けました。
そして、改めて「基礎」の重要性を感じました。
目先の結果にとらわれることなく、どれだけ普段から
地味で地道な努力を積み重ねられるようにするか。
勉強においても大事な部分だと思います。
もちろんテストの点数を上げることが大事ですし、
それを目標にしなければなりませんが、
ただそれだけにとらわれて、小手先のテクニックに走るのではなく、
毎日の授業、宿題をどれだけ高い意識を持って
取り組むことができるか。
そうした部分をもっと大事にするように指導していきたいと思います。