中学入学前にやっておきたいこと
2021/1/26
4月から中学生になる今年の小学6年生は、
いつも以上に中学に入ってからの
勉強が大変です。
というのも、
「4月から教科書が変わるから」です。
「教科書が変わることは今までもあったよ」
と思われるかもしれませんが、
今回の変更はかなり大きなものになります。
ざっくり言うと「英語が難しく」なります。
一足早く小学校では昨年から教科書が
新しくなりました。
その影響で、5、6年生は小学校で英語を
勉強したことになります。
今まで英語は中学1年からスタートでした。
なので、最初は「アルファベット」から入り、
簡単な単語を覚え、「I am」「You are」といった
be動詞を使った文法に入っていく、という流れで
1学期は進んでいきました。
今年からは、このような流れはなくなります。
「このくらいのことは、
もう小学校で習っているよね!」
とばかりに、授業が進んでいくと思われます。
これまでは英語でつまずくのは
「中1の2学期」でした。
三単現や疑問詞を本格的に習うあたりで
脱落する生徒が多くいました。
ですが、今年の6年生からは
脱落が早まります。
おそらく最初のテストでいきなり
とんでもない点数を取る生徒が
続出するはずです。
さらに厄介なのは、
「英語は一度つまずくと、
あとになって挽回するのが難しい」
ということです。
期待に胸膨らませて中学校に入学したら、
最初のテストでいきなりひどい点数を
突きつけられる…。
新しい中学1年生がこうなる可能性は
とても高いです。
6年生に小学校の英語の授業の様子を
聞いていますが、
「会話中心」「楽しくやること重視」
という傾向が強い気がします。
それ自体は悪くないと思いますが、
「じゃあそれで、中学入って大丈夫?」
となると、「う~ん…」という気がします。
中学に入って困らないようにするには
まずは「書ける」ようにしておくこと
が大事だと思います。
結局のところ、中学のテストは
「筆記」で行われている以上、
書けないことには何も始まりません。
小学校の教科書に書かれている
「単語」「基本文」を書けるくらいに
暗記しておく。
それだけで、だいぶ他の子と
差をつけることができると思います。
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