理科が難しい理由
2022/3/25
方程式の文章題を解いていると、割合の問題として「濃度」の問題が出てきています。
なので、数学とあわせて理科の復習ということで、「濃度」の公式を確認するのですが…。
まずは「公式」を覚える
この時期の中1・2年生に
「濃度の公式を言ってみて」
と、いきなり振っても、きちんと答えられる生徒はほとんどいません。
まず「溶質」「溶媒」「溶液」の違いがわかっていない。
そもそもこの用語を覚えていない。
こうした生徒がほとんどです。
なので、「まずは公式を覚えておこう」という話をしています。
公式の「意味」を考える
ただ、「公式」を覚えるだけでは、応用問題が出題された時に対応することは難しいです。
「なぜこのような公式になるのか?」
という意味まで考えられるようにしておいてほしいです。
濃度とは、「溶液中の、溶質の割合」を表している。
この点が押さえられておくと、仮に公式を忘れても思い出せます。
ですが、こうした理解をするには、算数の割合の考え方がきちんと身についていないと気づけません。
「小学校の算数が大事」というのは、理科の計算問題を教えていると本当に痛感します。
「割合」の復習を!
「割合」は小5で習いますが、きちんと理解できている生徒はほとんどいません。
これが結局、中学理科の苦手の原因になっています。
学校で教わる内容だけでは、正直中学内容に対応できません。
自分である程度の練習を積み重ねていく必要があります。
市販の問題集でいいので、「割合」の単元は繰り返し練習しておいてほしいと思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。