「連休の過ごし方」に要注意!
2022/4/25
今週の金曜日から5月5日まで、連休が始まります。
この連休期間、特に「中学1年生」は過ごし方、要注意です。
連休前後で大きく変わる
なぜ「中学1年生」が、この連休の過ごし方に注意しなければならないか。
それは、
「連休の前後で、(悪い意味で)大きく変わってしまうから」
です。
1年生は、この1ヶ月、新しい環境での生活を過ごしてきました。
小学校の頃の6年間とは違う環境での毎日は、我々が想像している以上に子どもにストレスを与えています。
はた目にはそれほど変わりなく見えていても、子どもたちは大なり小なりプレッシャーを感じながら生活してきているはずです。
その中で迎える連休。
今までの緊張感から開放され、どうしても気持ちが緩みがちになります。
親としても「慣れない環境で過ごしてきたから、疲れていたのかな」
と、ついつい甘くなりがちです。
ですが、その気の緩みが「命取り」になる可能性があります。
この連休でのつまづきが、後々まで大きく尾を引くことになりかねません。
苦い経験
実はこの提言。毎年のようにしています。
なぜこのように繰り返し注意喚起をしているのかというと、以前勤めていた塾での苦い経験があるからです。
まだ経験が浅かった頃。
連休を迎えるにあたり、ベテランの講師からアドバイスをもらいました。
「連休の前後で、中学1年生は大きく変わってしまう。特に1年生に対しては、あらかじめ気をつけるように、保護者に伝えておいた方がいい」
そうしたアドバイスがあったにも関わらず、私はスルーしてしまいました。
というのも、その時の1年生は比較的真面目な生徒が多く、4月の生活態度を見ていても、それほど大きく変わるとは思えなかったからです。
「そんなに大げさに構えなくても大丈夫だろう」
という甘い考えから、ついついアドバイスをスルーしてしまいました。
その結果、どうなったか。
一人の生徒が、連休前後で大きく変わってしまいました。
4月中は宿題も忘れずに、しっかりとやってきていたのですが、連休後には宿題もサボりがちになり、時間にもルーズになってしまいました。
「こんなにも変わってしまうのか…」
そうあわてても、後の祭りです。
「あの時、アドバイス通りにしていれば…」
そう悔やんでも、悔やみきれませんでした。
「生活リズム」を整える
こうした苦い経験があるので、同じような失敗をしてほしくない。そう思って何度も注意喚起しています。
では、具体的にどうすればいいか。
いちばん大事なのは
「生活リズムを整える」
ことです。
特に「起きる時間を一定にする」ことが重要です。
睡眠時間を一定にするのが一番いいのですが、連休には色々と行事もあると思います。ある程度遊ぶのもやむを得ないと思います。
寝る時間を一定にするのは難しいので、まずは「起きる時間を一定にする」ようにする。
これだけでだいぶ違うと思います。
繰り返しになりますが、中学1年生は本当に「連休前後」で大きく変わります。
生活リズムに注意して、有意義な連休を過ごしてほしいと思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。