問い詰める
2022/5/30
先週の土曜日に、塾仲間の先生とオンライン飲み会をやりました。
こちらの先生とは、定期的に情報交換をしています。
以前は近くにいたので直接会って色々話していましたが、数年前に私が独立して長野に来たので、少し疎遠になった時期もありました。
ですが、オンラインが普及したことによって、また交流が復活しました。コロナの思わぬ副産物かもしれません。
刺激を受ける
同じ塾仲間の先生なので、悩みも似たようなものが多いです。他の人だと理解できないような悩みも、理解してもらえることができます。
こうした何でも話せる仲間がいることはありがたいです。
共に愚痴を言ったり、またはお互いの近況を話しながら、刺激を受けたり、情報を共有し合ったりと、非常に有意義な時間でした。
仲間の先生の塾では、今年の大学入試で「医学部の合格者とMARCHの合格者を出した」ということで、「すごいな」と思いました。
ただ、その話を聞いていたら、「今の自分にはちょっとハードル高いな…」とも思いました。
英語の指導法
そうして話をしていく中で、「英語の指導方法」についての話となりました。
こちらの先生は英語の指導が得意なので「具体的にどのようにやっているのかな」と聞いてみました。
その中で「長文読解」についての話になりました。
春期講習で、3年生に長文読解の練習をしました。問題を解いた後に、全文和訳をしてもらいました。
その時に訳し方があやふやなところがあると、
「ここはどうしてそうやって訳すの?」
「なんでそのような訳になったの?」
「根拠は?」
と、生徒に問い詰めて聞きました。
その時にきちんと理由が言えればいいのですが、言えなければ「ただ、なんとなく」訳していることがわかります。
文法や重要単語、熟語といったものがしっかりと身についていない証拠です。
そこで「ここはこういう文法が使われているから、こうやって訳す」
と説明します。
説明しても、ただぼーっと聞いている生徒には、
「もう覚えたね?次、きちんと答えられなかったら怒るよ」
とプレッシャーをかけて、メモを取らせたりしていました。
「こんな感じでやってるんですよ」
という話をしたら、
「それでいいと思いますよ。私も同じような感じでやっています」
との回答。自分の指導方法でいいんだな、と納得することができました。
いかに早く「基礎」を固めるか
そして、現在の中学英語の難易度についての話にもなりました。
どこも同じような状況で、今までと比べると、かなり早い段階で英語で脱落する生徒が増えているようです。
こうした状況に対応していくには
「いかに早く基礎知識を固めていくか」
しかないね、という話になりました。
そのためには、結局地道に「単語」「文法」を覚えていくしかない、という話にもなりました。
そんな話をしていたら、あっという間に時間が過ぎていきました。
集中して話していると、時が経つのは早いです。とてもいい時間でした。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。