答えがあっていても…
2022/3/24
春期講習では、ある程度基本が身についている生徒に対しては、「文章題」を中心に復習しています。
具体的には「方程式」です。
中1であれば「一次方程式」、中2であれば「連立方程式」の文章題を解いてもらっています。
方程式の文章題で大事なこと
方程式の文章題を見る時、必ず確認するポイントがあります。
それは「文字で置いたものが、何を表しているのか」を理解しているかどうか、です。
たまに「何となく」「パターンで」解いている生徒がいます。
ですが、そうした解き方をしていると、問題が難しくなった時に、まったく太刀打ちできません。
「自分が文字で表したものは、何を意味しているのか?」
「なぜそうした式になるのか」
このあたりを、常に意識させるようにしています。
「過程」が大事
また、答えがあっているだけで満足している場合も注意が必要です。
ちょっとした問題であれば、1つ1つ当てはめていけば答えが出てしまう問題があります。
生徒は「ドヤ顔」をして満足そうにしていますが、「それだと、意味ないから」といって、冷水をぶっかけるようにしています。
「それだと、他の問題になったら解けないよね」と。
大事なのは、答えに至るまでの「過程」です。
なぜそのような式になったのか。
どのような式を作ればいいのか。
この部分をきちんと認識していくことが大事です。
なので、逆に答えが間違っていても、過程があっていれば、それは「悪くないよ」と言ってアドバイスします。
「あとは、計算力の問題だね」と。
正誤よりも大切なこと
生徒は「○×」にこだわりますが、大事なのは、「正解に至るまでの過程」です。
ここをきちんと踏まえていくこと。
それを地道に積み重ねられる生徒は、難しい問題になっても対応することができると思います。
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