中3のテスト範囲も出してほしい
2022/6/13
安曇野市のいくつかの中学では、先日1学期中間テストが終わったと思ったら、1ヶ月後にはもう1学期期末テスト。
テストを受ける生徒たちも大変ですが、問題を作る先生方も大変だろうなぁ…、と思います。
今月末にはテストなので、テスト範囲も配られています。
そうした中で、毎年「こうしてほしいな…」と思っていることがあります。
中3のテスト範囲が出ない
それは「中3のテスト範囲を出してほしい」ということです。
3年生になると、最初に「1年間のテスト範囲表」が配られます。
それに沿ってテストが行われるので、「細かいテスト範囲は不要」だと考えているのだと思います。
また「入試もテスト範囲がないのだから、中3になったら範囲のないテストは当たり前」
という考え方もあるのだろうと思います。
ですが、それで対応できる生徒はほとんどいない、というのが現実です。
せめて3年の範囲くらいは…
一番困るのが
「中3の今、授業で習っているところのどこまでが範囲になるのかわからない」
という点です。
最初に配られる「1年間のテスト範囲表」には、「中3:既習範囲」としか書かれていないことがほとんどです。
そのため「どこまで準備すればいいのかがわからない」状態でテスト勉強をしなければなりません。
気の利いた先生であれば、あらかじめ「このあたりまで」という点を生徒に知らせてくれます。
ですが、そうした対応は、教科によってバラバラです。
結局どこまでやればいいかわからないため、生徒は「とりあえず範囲になっている」1・2年の範囲について復習します。
そして、3年の部分はあやふやなままテストに臨んで玉砕。これが多くの中3生のテスト前の流れになっています。
1・2年については「全範囲」でも構いません(本当はここも考えてほしいですが…)。
せめて、今やっている中3の範囲については、1・2年の時と同じように、あらかじめ範囲を指定して欲しいな。そう思います。
やっている学校もある
多くの学校が中3で細かいテスト範囲を出さない中、「堀金中」はきちんと出してくれています。
昨年から「1年間のテスト範囲」の他に、細かいテスト範囲を出しています。
これが本当にありがたい。
しかも結構早い段階で出してくれるので、計画が立てやすくて助かります。
中には口頭ですら伝えない学校もあるので、堀金中の取り組みを他の中学でも真似して欲しいな…、と願っています。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。