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オンライン授業

2022/12/8

ここ1ヶ月くらい「コロナによる学級閉鎖」が続いています。

「収まってきたかな…」と思うと、また流行る。この繰り返しです。

ほとほと嫌になりますが、ウイルス相手に文句を言っても仕方ないので、

「入試直前に流行るくらいなら、今流行ってしまった方がいい」

くらいのノリで、過ごそうと思っています。

久しぶりのオンライン授業

そんな中、休講になった生徒から

「オンライン授業をやってほしい」

との要望がありました。

久しくやっていなかったので、若干の不安はありました。

ただ、感覚を鈍らせないためにも

「これはいい機会だな」

ということで、実施しました。

久しぶりでしたが、思っていたよりもスムーズにできたので、よかったです。

オンラインのメリット

オンラインのメリットは、何と言っても

「お互いに離れた所でも、授業ができる」

という点です。

コロナ前では考えられなかった形態ですが、今では「オンライン」をメインに指導している塾の先生方もいらっしゃいます。

教育産業は「旧態依然」としていることが多いですが、「コロナ」によって、こうした新しいタイプの指導方法が生まれたのはいいことだと思います。

生徒の選択肢が増えますからね。

オンラインのデメリット

逆にデメリットとすれば

「一体感が出ない」

という点です。

私が考える「塾」の一番の強みは

「周りに勉強している人がいる」

という点です。

1人ではやりたくない勉強も、周りに勉強している人がいるからがんばれる。

そうした「場」を提供することができるのが、塾の強みだと思っています。

オンラインになると、こうした「一体感」が出ないので、「家で1人で勉強している」のと同じ感覚になってしまいます。

これだと、特に勉強が苦手な生徒にとっては、なかなか勉強に集中出来ない、という感じがします。

縛りがある分

久しぶりにやってみて思ったのは、

「教えにくい」

という点です。

「慣れていない」ということもありますが、一緒の空間にいれば簡単にできることが、離れた場所だと教えづらい、ということがありました。

今回、数学の「証明」をやったのですが、「図」を使って説明する時に、なかなか思うように説明できずに苦労しました。

「なんか手足を縛られて教えているような感覚だな」と思いました。

ですが、その分

「こうやってみたらどうかな?」

とあれこれ試行錯誤しながら指導することができました。

普段の授業だと、同じことの繰り返しなので、ともすれば「マンネリ化」してしまいます。

ですが、オンラインの場合は教えにくいので、逆に

「どうやれば伝わるのか?」

ということを考える必要がありました。

オンライン授業でやったことを現場でも活かせば、より効率よく教えることができる。

そんなことを思いました。

サボっていてもわかる

あと思ったのは

「サボったら、わかるな」

ということです。

生徒は気づかないようにサボっているつもりかもしれませんが、表情や目線を見ていると

「ああ、別のことやっているな」

というのはわかります。

今回も「サボっているな」と感じたので、そこで問い詰めたらしどろもどろになっていました。

「離れていても、サボればわかるんだな」

ということを思いました。

今後も活用してみたい

オンラインのメリットもありますが、総合的には、今まで通りの指導の方が効果的だと思っています。

なので、特に指導方法が変わることはありません。

ですが、冬の間はしばらく「コロナによる学級閉鎖」が続きそうな雰囲気なので、オンライン授業もちょこちょことやっていこうと思います。

そうした中で、「新しいひらめき」が生まれないかな、という期待をしています。

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