令和6年度の入試日程決まる
2022/12/23
来年以降に向けて、続々と発表
昨日、長野県教育委員会HPにて、令和6年度の高校入試日程が発表になりました。
現在の中学2年生が受験する入試になります。
こちらの入試が、現行の形で行われる、最後の入試となります。
現在の中学1年生からは、「新制度」による入試となります。
「新制度」では、前期選抜でも「テスト」が課されるようになります。
そのテストの「問題例」についても、長野県教育委員会HPにて公表されています。
こちらについては、これから分析して、いずれブログにまとめようと思います。
日程を見て気づいたこと
今回発表された「令和6年度(中2が受ける入試)」の入試日程を見て、「あれ?」と思ったことがあります。
それは、「後期選抜の合格発表日」です。
今年度(令和5年度)の入試日程は
「後期選抜:3月7日(火)
→合格発表:3月17日(金)」
ですが、令和6年度の入試日程は
「後期選抜:3月6日(水)
→合格発表:3月19日(火)」
となっています。
中3が受ける入試は、後期選抜から合格発表までの間が「10日」です。
一方、中2が受ける入試は、後期選抜から合格発表までの間が「13日」と、間隔が広くなっています。
これは何を意味するのか…?
一番シンプルに考えれば、
「記述問題の採点期間を設けた」
ということになるかと思います。
年々記述式の問題が増えていますが、現行の日程だと採点スケジュールが厳しい。
そういった「現場の声」を踏まえて、このような日程になったのではないか。
そう推測されます。
やるべきことは同じ
もしかすると、中2が受ける入試では「記述式」の問題がさらに増える、ということも考えられます。
さすがに再来年の問題はまだ出来ていないと思いますからどうなるかはわかりません。
ただ、いずれにしても「記述式が一定数出題される」という傾向は、今後も続きそうです。
だからといって「記述の対策を!」と、今からあせるのも考えものです。
記述式で答えられるようになるには、「基礎知識」が必要です。
難しいことに目を奪われるよりも、まずは「目先の基礎知識」です。
もっと言えば「定期テストをがんばる」ということです。
先を見据えて、目の前の地道な勉強をコツコツと続けていく。
いくら入試制度が変更になっても、勉強の「王道」は変わらないです。
2年生の皆さんの日程は決まりました。
あと1年と2ヶ月後には、皆さんが受験生になります。
「学問に王道なし」
今から、一歩一歩着実に勉強を積み重ねていってほしい。そう思います。
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