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解く速さ

2019/7/31

猿田塾は「問題演習」中心の塾です。
他の塾よりも、生徒が問題を解く姿を
見る機会が多いと思います。
なので、生徒の問題を「解くスピード」が
感覚的に何となくわかってきます。
問題を解くスピードは
「速すぎても遅すぎても」
ダメです。
優秀な生徒に共通しているのは
「予想通りのスピードで解いている」
という点です。
生徒には毎回課題を与えていますが、
「簡単な計算であればこのくらい」
「難しい問題であればこのくらい」
と大まかな時間のイメージをしながら
課題をやってもらっています。
優秀な生徒の場合、だいたい
この予想通りに終わらせることが出来ます。
予想よりも時間がかかった場合には
その単元がまだ理解できていない。
予想よりも早く終わった場合には
もう少し難しい問題でも大丈夫、
と、解く速さによってその生徒の
理解度まで把握することができます。
一方、「解くのが速すぎる」生徒。
主に男の子が多いのですが、
この場合「ただ解いているだけ」
というケースが多いです。
問題を解くのは、
「学んだ内容が身についているかを確認する」
ためですが、そうした意識が薄いため、
「早く終わらせて開放されたい」
という気持ちが全面に現れています。
当然、解説はしっかり読みません。
なので、
「この問題はどういう意味?」
「なんでこうなるの?」
と突っ込んだ質問をすると、
問題が解けているはずなのに
答えられません。
これだと、いくら問題を解いても
身につきません。
一方、「解くのが遅い」生徒も
問題です。
こちらは女の子に多いです。
一見するとしっかりと考えながら
解いているように見えますが、
時間がかかりすぎている場合、
別のことを考えていて集中できていない
ことが多いです。
また、これが一番困るのですが、
答え合わせをして確認する時に
メモをするのに時間がかかっている
ことがあります。
わからない点、メモをするのはいいことなのですが、
女の子の場合、
色を変えてカラフルにしたり、
かわいらしくデコレーションしたり、
「覚える」という目的とは違う動作が入るため、
無駄な時間を使っているケースがあります。
しかも厄介なことに、
こうしたクセは一度身につけてしまうと
直すようにアドバイスしても
なかなか直りません。
その結果、
「頑張っているのに点数が上がらない」
ということになります。
問題を解くのは、
「学んだ内容が身についたか」を
確認するためです。
その点を意識して問題を解くように
してほしいと思います。

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