過去問は「解けるか」より「どう解くか」が重要
2026/2/2
「過去問」に励む受験生
この時期になると、多くの生徒が「過去問」に取り組んでいます。
塾の生徒を見ていても、過去数年分の長野県の「過去問」を解いている姿を目にします。
「過去問」を解くことは、とても有効な勉強方法です。
しかし、やり方を間違えると効果が薄くなってしまいます。
この時期の過去問演習は
「知識を増やすため」よりも
「本番で点を取る練習」
と考えて解いた方が有効です。
その視点で、今日は正しい過去問の解き方についてお話しします。
最重要は「時間を計る」
過去問を解くときに、必ずやってほしいことがあります。それは
「時間を計って解くこと」
です。
本番の入試では、
・制限時間がある
・途中で「難しい問題」が出てくる
・焦りやプレッシャーもある
このような環境で、問題を解かなければなりません。
この状況を想定せずに、
「時間をかけて、ゆっくり」
解いても、あまり意味がありません。
「過去問演習=本番のリハーサル」
この意識が何より大切です。
文系科目は「流れ」を掴む
「英語・国語・社会」の文系科目の問題を解くと、「似たような流れかな」と感じられることが多いです。
また、理系科目と比べると「全ての問題」を解き終える可能性が高いです。
・どこから始めるか
・どこに時間がかかりやすいか
・先に解く問題、後回しにする問題
こうした「自分なりの進め方」を決めておくことで、時間をうまく使えることができます。
文系科目については、過去問を解くことで、「その流れ・感覚」をある程度つかんでおく。
「今年も似たような感じかな」
と、落ち着いて問題に臨む状態を作るのが理想です。
理系科目は「見極め」が大事
「数学・理科」の理系科目で大切なのは
「制限時間内に、いかに自分の実力を発揮し切るか」
という点です。
理系科目に関しては、難しい問題が多いです。また、制限時間内に全てを解くのが難しい状況になる可能性も高いです。
そこで、
・その問題には「手を出すべきか」
・「一旦飛ばす」べき問題か
この見極めが、非常に重要になります。
過去問を解きながら、
・この問題なら解ける
・この問題は、ちょっと厳しい
そうした「問題を見極める目」というものを、養うようにして下さい。
絶対にやってはいけないNG例
最後に、よくある「NGな過去問の使い方」です。
・ 何度も同じ問題を解いて「答えを覚える」
・ 解けた=満足して終わる
これは、残念ながらほとんど意味がありません。
入試本番では、
「前に見たことがある問題」
は出ません。
むしろ
「なんだこれ?」
「今までやったことがない…」
と感じながら、「その場で考えて解く」状況の方が多いです。
なので、
「本番でよくわからない問題が出てきても、落ち着いて対応できる」
という状況を想定しながら、過去問を解く。
この意識を持って、過去問を解くようにしてください。
まとめ
過去問は、点数を上げる「魔法の問題集」ではありません。
しかし、
・時間を計り
・本番を想定し
・解き方を見直す
この使い方ができれば、本番を想定した準備に使える、最高の教材になります。
「解けたかどうか」も重要ですが、
「どのように解いたのか」
を、この時期には一番に考えて、過去問演習をしましょう。
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