宿題か、復習か
2016/4/1
新中3生の春休みの宿題を見ているのですが
量が多い…
確かに「量」をこなすのは大事です。
ですが、あまりにも多すぎて…。
正直、春休み中は復習、特に英語と数学(あと漢字)に絞って
復習をしておきたいと思っていました。
ですが、宿題が多すぎて、計画通りに行きません。
確かに今から5教科しっかり復習しておいた方がいいです。
ですが、ほとんどのお子さんが「英語」「数学」において穴があります。
日頃の積み重ねが大事なこれらの教科について
穴を少しでも無くした状態で新学期を迎えさせた方が
いいと思い、特にこの2教科の復習をしたいのですが…。
今から「理科」や「社会」を勉強しても忘れちゃうと思います。
また、この2教科は追い込みがきく科目だと思うので、
中3の夏休み以降から総復習に入っても充分間に合うと思います。
生徒にも聞いてみるのですが、
「一応宿題はきちんと期限までに提出している。でも間に合わないから、
最後の方は書き写すだけの『作業』になっている」
とのことでした。
「基礎学力を身に付ける」という目的のために
やるはずの宿題が、
「課題をただ埋めて提出する」という目的に
すり変わってしまっている気がします。
一方で、先生方も幅広い学力層の生徒を一度に指導しなくてはならないため、
そんなに細かく指導はできないとも思います。
なので、どうしても画一的な指示にならざるを得ないとも思います。
せめて「理科」「社会」については量を減らしてもらって、
その分、「英語」「数学」「国語(漢字)」の課題を厚くしていただきたいな、
と思います。
なかなか難しいとは思いますが…。
一番いいのは、
子供が高い意識を持って、毎日宿題にきちんと取り組む
ことなんですけどね。
ただ、それができる子は…。