直前期にすべきこと

第５回総合テストも終わり、
学校のテストも残り１回となりました。
また、私立の試験も始まり、
いよいよ受験本番となってきました。
この時期になると増えるのが、
「不安感から、あれこれと問題集に手を出す」
ということです。
「今までやってきた勉強法で、
なかなか思うような結果が出ない。」
「他の受験生の動向が気になる」
「うわさで、評判のよい教材に釣られる」
気持ちはわかるのですが、
今から新しいことを始めても、
中途半端な結果に終わる可能性大です。
それよりも、今まで解いてきた問題を
しっかりと復習することが重要です。
当塾の生徒には
「これまで受けてきた
学校のテスト・模試の解き直し」
をするように言っています。
以前間違えた問題は、
その子の苦手とする部分です。
そのため、解き直しには
時間がかかります。
また、「できなかった自分」と
正面から向き合わなければなりません。
非常に「地味」で「キツイ」勉強法です。
しかし、できなかった問題をできるようにする。
それを着実に積み重ねること以外に
力がつく方法はないと思います。
直前期だからこそ
「派手」な勉強はせず、
「地味」な勉強に徹すべきです。
生徒達には、テストや模試が終わる度に
「解き直しをしろ～」
と散々言ってきました。
言うだけではやってこないので、
解答用紙を配ったり、
解き直すべき問題に印をつけたりと、
手のかかることを繰り返してきました。
そのせいか、
ここ最近は、全員がきちんと
解き直しをしてくるようになりました。
冬期講習では
自分から進んで解き直しをしている
生徒もいました。
手がかかりましたが、
きちんとしつけてきた甲斐がありました。
直前期は今まで取り組んできた成果が
試されます。
生徒達には、今までの自分の努力を信じて
１歩１歩成長していってほしいと思います。