添削
2019/1/6
最近、受験生の記述問題を
添削することが増えている。
積極的に記述問題に取り組んでいて
いいことだ。
ちょっと大変だけど…。
添削していて全体的に思うことは
「なぜそうなのか?」という
理由がまだまだ書けていないというところ。
文章を読んで、何となく「それっぽい」
言葉を並べてはいるものの、
「なぜそう思ったのか?」
「なぜそうしなければならないのか?」
「なぜそう感じたのか?」
という部分の説明が弱い。
このあたりの表現が
もう少し丁寧に説明できるように
なるともっとよくなる、
と生徒には伝えている。
受験生に限らず「記述力(表現力)」を
日常的に鍛えていかなければならない、
という必要性を感じている。
「テストで点数を取るため」という
近視眼的な面もあるが、
「どれだけ自分の考えを表現できるか」
という力が、これからの時代を生き抜く上で
重要になってくると思うからだ。
Facebook、twitter、ブログ等
個人が自分の考えを気軽に発信できる時代である。
情報の「受け手」側になって、ダラダラスマホを眺めるのか、
情報の「発信者」となって、有益な情報を提供するのか。
「発信力」を持つかどうかが、
これからは大事になってくると思っている。
来年度は大なり小なり
生徒の「国語」を積極的に鍛える方向に
持っていきたいな、と思っている。