「ノート」を使う
2022/8/1
小学生のうちから「ノート」を使う勉強に慣れておいた方がいいと思います。
ノートの利点
ノートを使う利点は以下の通りです。
①繰り返し練習ができる
ノートを使えば、同じ問題集を繰り返し練習することができます。
小学生も高学年になってくると、難しい問題が増えてきます。
1回解いただけで理解するのは難しくなってきます。
テキストに書き込んでしまうと、繰り返し練習することができません。
なので、ノートを使うことで、同じ問題を繰り返し練習し、理解を深めることができます。
②「書き写し」の練習になる
生徒を指導していて思うのが、
「書いてあることを、そのまま書き写すことができない子が意外に多い」
ということです。
書いてある内容を、ただ「書き写す」だけですが、これができない。
おそらくノートを使った練習ができていないせいだと思います。
こうした子に多いのが、「問題は解けているのに、書き写し間違える」ということです。
例えば数学のテストで、問題文に計算式を書いて、出した答えはあっている。
なのに、それを解答欄に書き写す時に、間違えて書いてしまう、ということがよく見られます。
そうしたミスを防ぐためにも、ノートを使って練習しておく必要があります。
③努力が「視覚化」する
ノートを使えば、それだけ終わったノートが増えていきます。
終わったノートを積み重ねることで、
「自分はこれだけ勉強したんだ」
ということを、目で見て実感することができます。
自分も受験生の時は、練習した英語のノートを積み重ねていって
「自分はこれだけやったから大丈夫」
という自信につなげていった記憶があります。
今のうちにやっておこう
今の小学生は「プリント学習」中心のため、ノートを使っての勉強をやったことがないように思います。
ですが、中学に入ったら、ノートを使って勉強する機会が増えていきます。
小学生のうちに、練習して慣れておくと、中学に入ってからも戸惑わなくていいと思います。
塾選びの目安に
ちなみにうちの塾でも、このような形でノートを使って練習してもらっています。
生徒には問題を「繰り返す」習慣をつけさせたいと思っています。
なので、ノートを使っての勉強は、欠かすことができないものです。
他の塾から転塾してきた生徒に、前の塾で使っていたテキストを見せてもらうことがあります。
その際に、たまにテキストに直接書き込ませている場合があります。
そういうテキストを見ると
「前の塾は、あまりいい塾ではなかったのかな…」
という気がします。
少なくとも生徒に「繰り返させる」という意識は薄い塾だと言っていいと思います。
「ノートを使うかどうか」というのは、塾選びの1つの目安になると思うので、参考にしていただければ、と思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください。