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猿田塾

過去問を解く

2025/1/8

過去問演習

年も明け、受験生は「過去問」を解く機会が増えてきていると思います。

塾の生徒たちも「過去問」を中心に勉強を進めています。

そんな「過去問」ですが、ただ

「なんとなく」
「周りが解いているから」

といってやっているだけでは、効果は上がりません。

過去問を解く時に、意識してほしい点を挙げようと思います。

「直感」を養う

まず一番の目的としては

「色々な問題を解くことで、様々な出題パターンに慣れておく」

が挙げられます。

入試問題は、毎年「初見」の問題を解くことになります。

試験当日、それまでに見たことがない問題を解くわけですが、ある程度過去問を使って練習をしておくと

「この問題は、この解き方を使って考えればいいのではないか」

といった「直感」のようなものが働くようになります。

こうした「直感」を身につけるには、

「どれだけ多くの問題をこなすか」

にかかってきます。

特に深志、県ヶ丘といった難関校を狙う生徒さんは、過去問を解きながら、こうした「直感」を養うようにしてほしいと思います。

「苦手」をあぶり出す

次に、過去問を解くことで

「自分の苦手」

をあぶり出すことが重要です。

この時期になってくると、受験生もある程度実力がついてきています。

基本的な問題であれば、かなり解けるようになってきています。

ただ、あまり簡単な問題ばかり解いていると、

「本当に身についているのか」

という点があやふやなことが出てきます。

そうした「あやふや」な部分をなくすために、「過去問」演習は有効です。

過去問は、あやふやな実力では解けない難易度の問題が多いです。

過去問を解くことで、

「自分はこの単元の理解がまだあやしいな」

ということを感じることができます。

実際に生徒に過去問を解かせてみると

「イオンの部分がわかりません」
「天体が難しいです」
「関数が解けません」

という感想が出てきます。

過去問を解くことで、自分で「ここは苦手だな」と感じることができます。

なので、あやしい部分についての復習にも、身を入れてやるようになります。

こうやって、「穴」となる部分を1つずつなくしていくことが重要です。

「時間配分」

あとは

「時間を意識して解く」

ということが重要です。

生徒に過去問を解かせてみると、

「解けてはいるものの、時間がかかりすぎている」

ということが出てきます。

入試は制限時間内に解かなければなりません。

その意味で「時間との戦い」という側面があります。

どれだけ「わかっていた」と言っても、時間内に問題が解けなければ、それは「わからない」ことと同じになります。

そうしたことを防ぐために「速く、正確に」解く練習をしていく必要があります。

じっくり考えることも必要ですが、そろそろ「時間内に解く」ということも意識する必要があります。

なので、ただ過去問を解くだけでなく

「時間を意識しながら解く」

ようにすると、「速さ、正確性」が鍛えられます。

「目的意識」を持ってやる

「過去問」を解くのは重要ですが、できればその際には

「目的意識を持って」

やるようにするといいです。

そうすることで、効果がより上がります。

上記に挙げたことを意識しながら、受験生の皆さんは、うまく過去問を使ってほしいと思います。

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