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迷ったら「基本」

2021/2/17

後期選抜までいよいよ3週間を切り、
受験勉強は佳境をむかえています。
受験生は必死に最後の追い込みに励んでいます。
この時期になると、どの受験生も
「過去問」を中心にした問題演習に励んでいます。
「最後の仕上げ」として、過去問に挑むことは
受験勉強の基本であり王道とも言えます。
ただ、過去問も上手に解かないと
あまり意味がないケースもあります。
この時期には「頑張っているのに伸び悩む」
生徒が出てきます。
はたから見ていてもがんばっているのに
なぜかテスト結果に反映されない。
そうした生徒の1つの原因が
「基礎力不足」です。
「過去問を解く」ということにこだわるあまりに
難しい問題ばかりを解いている。
「難しい問題」というのは結局、
「基礎力」が何重にも積み重なって
できていることが多いです。
そのため、いくら難しい問題を解いても、
基礎が身についていないと解けません。
基礎が身についた状態で過去問を解けば、
仮に解けなかったとしても、解説を読み、
「ああ、あのやり方を使えばいいんだ」
というように解き方を理解することができます。
次に同じ問題を解く時には
「その解き方」を思い出せるかどうか、
というように、着実に進んでいきます。
ですが、基礎が身についていない状態だと、
いくら解説を読んでも、解説の意味がわからず
「ふ~ん…」と思って終了です。
その後何度も同じ問題を解いても、
「わからない」状態は解消されません。
最後の総合テストが終わり、
「あれ…」と思うような結果となっている
お子様がいらっしゃるかもしれません。
そうしたお子様は、もしかしたら
この状態にハマっているのかもしれません。
そうしたお子様の場合は、
いま一度「基本」に戻って確認するべきです。
時間がない、この時期だからこそ、
逆にもう一度しっかりと基礎を固めていく。
基礎がしっかりと固まっていれば、
難しい問題や解いたことがないような
問題にあたっても、
「あの基礎知識を使うのかな?」という
予測が働いて問題が解けることがあります。
周りの空気に流されず、
客観的に自分の状況を判断して
適切な勉強をしてほしいと思います。
ぜひご覧ください。

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