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6年生は、中学に向けた準備を!

2022/12/9

今年もあと20日ちょっとで終わります。

年が明けたら、一気に時間が進みます。

なので、小学6年生は、そろそろ「中学校」に向けての準備をしていった方がいいです。

まずは「復習」

まずやっておくべきことは「復習」です。

具体的には

・算数の復習(特に小数、分数計算)
・漢字の総復習(特に4~6年)

です。

小学生に向けては、繰り返し述べていますが、大事なことなので、あらためて言います。

「中学の数学でつまづく子のほとんどが『小学校の算数』が身についていない」

「特に『分数・小数』の計算ができない」

もう少し細かく言うと「小学5年生の算数」がきちんと身についていないため、中学の数学でついていけない、という状況です。

5年生の算数は、かなり習うことが多いです。

そのため、学校の授業はどんどん先に進めていかないと終わりません。

そのくせ、内容的には難しいので1回聞いただけでは習得できないことが多いです。

この「小5ギャップ」によって、中学の数学で脱落する子が多い、と個人的には思っています。

「自分の子どもは大丈夫かな…」

と思う保護者の方は、まず「分数」「小数」の計算をチェックすることをオススメします。

次に「漢字」です。

漢字については、特に「読み」ができないと、中学の教科書内容が理解できないです。

すべての教科は「日本語」で説明されています。

その中で「漢字が読めない」というのは、「全教科で不利になる」ということです。

また、中学の学習内容は多いので、ある程度「自分で教科書を読んで理解する」という場面が出てきます。

こうした時に「漢字が読めない」と、どんどん置いていかれてしまいます。

中学に上がる前に、小学校の漢字はできるだけ身につけておくことをオススメします。

次に「英語」

次に「英語」です。

小学校で「習った」ことになっていますが、びっくりするくらい身についていない子が多いです。

というのも、「読む」ことは練習していますが、「書く」ことはそれほど練習していないからです。

中学のテストでは「書く」ことが要求されます。

小学校のうちは「書く」練習をしていないですから、中学に上がったからといって、急に書けるようになるはずがありません。

「小学校で英語習っているはずだから」

という軽い気持ちで行くと、中学に入ってから苦戦します。

そうならないためにも、「書く」練習をしておいた方がいいです。

まずは「英単語」、できれば「三単現の前までの文法」を中学入学前に身につけておければ万全だと思います。

余裕のある今のうちに準備を!

最初に述べたように、年が明けると、あっという間に時間は過ぎていきます。

まだ時間に余裕がある今のうちから少しずつ準備をしていってほしいと思います。

中学に入ってから

「こんなはずじゃなかった…」

ということにならないためにも。

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