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諏訪清陵中学の適性検査を見て

2022/12/12

12月3日に行われた長野県立中高一貫校の試験。

そこで行われた「適正検査」に注目していました。

というのも、長野県の大学進学実績は「理高文低」という傾向があります。

東大、京大といった難関大学の合格者の多くが理系。

一方、文系の合格者数は少ない。

そんな中、「諏訪清陵高校」の今年の大学合格実績は、

・東大合格者4名のうち、文Ⅰと文Ⅲに1名ずつ合格(どちらも現役)。
・一橋大学に2名合格。

と、他の進学校と比べて、文系の合格者が出ていました。

「これには、中学入試の適正検査にそのヒントがあるのではないか」

そう思ったので、見てみました。

読めないと、答えられない

「適性検査」の試験問題は、長野県教育委員会HPにて公表されています。

なかなか解く時間がなかったので、「適性検査Ⅰ」(主に文系内容)の方だけざっと解いてみました。

とにかく文章量が多い。

きちんと読み取れれば、内容自体はそんなに難しいことが聞かれているわけではありません。

ですが、文章をきちんと読んで

「何が聞かれているのか」

「どのような点が問題となるのか」

「話の流れから、どのように答えるのがいいのか」

という点が把握できないと答えられない、という問題でした。

「適性検査Ⅱ」(主に理系内容)の方は最初の問題だけ少しやってみました。

こちらも、まずはちゃんと問題文を読み取れないと、「そもそも何を聞かれているのか?」という点がつかめないのかな、という印象でした。

「そうか。受験段階で、これだけ『読解力』が要求されるんだ。」
「そりゃ、文系に強い生徒が集まるわな」

そのようなことを思いました。

国語力は「小学校」で決まる?

正確なデータを取ったわけではありませんが、

国語力は「小学校」の段階で、ある程度決まってしまう。

生徒を指導していると、そのように感じることが多いです。

もっと細かく言うと

「小4(10歳)」までに、国語力をどれだけ高められるかが勝負

という感じがします。

小学生の高学年(5,6年)を教えていると

「この生徒は、伸びていきそうだな」
「この生徒は、ちょっと苦戦するかな」

というのは、何となくわかります。

それはだいたい「小4までの実力」で決まるような気がしています。

小5以降に、一から国語力を鍛えようとしても、なかなか伸びません。

国語力を考える時に、イメージで出てくるのが「雪だるま」です。

雪だるまを作る時は、小さな「核」となる雪玉を作ります。

その雪玉を転がしていくと、その「核」の周りに雪がついて、玉がどんどん大きくなる。

そうやって、雪だるまを作ります。

小4までにある程度の国語力を身につけた子供の場合、「核」がしっかりとしていて、大きいイメージです。

あとはそれをただコロコロと転がしていけば、自然と国語力が高まっていく。

そんな感じがします。

一方、小4までに国語力が身につけられなかった生徒は、しっかりとした「核」がない感じです。

そのため、転がそうとしても転がらず、すぐに崩れてしまう。

何度やっても固まっていかない。

なかなか伸びない生徒を見ていると、そんな「雪だるま」を作る状況が、思い浮かんできます。

小さいうちに活字に慣れさせる

「小さいうちに何をやっておけば、大人になってから得するか?」

というのは、親御さんであれば誰でも気になることだと思います。

私の経験上、一番いいのは

「読書」

ということになるかな、と思います。

活字が読める生徒は強い。

それは、指導していて一番感じます。

つい最近も、中3で急激に成長した生徒がいますが、話を聞いてみたら

「読書は好きです」

とのこと。

「小さい子に、いかに活字を読ませるか」

これが今の自分の、最大のテーマになっています。

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