「くもん」と「うちの塾」を、比較してみた
2023/7/17
小学生が塾を考える時、真っ先に思いつくのが「くもん」だと思います。
うちの塾に来る生徒の中でも
「以前はくもんをやっていた」
という生徒が多いです。
また、当塾のブログでも、一番閲覧数が多いのが、こちらの記事です。
そんな「絶対王者」を前に、
「うちの塾で勝てるところはないのかな…」
と思ったので、比較してみました。
くもんのいいところ
その前に、私が考える「くもんのいいところ」を挙げてみます。
①実績・ブランドがある
②近くにある
③カリキュラムがしっかりしている
①については、多くを語るまでもありません。「くもんブランド」は世界に広がっています。
また、「東大生の3割はくもんをやっていた」という実績もあるそうです。
実績・ブランドという面では圧倒的な力を持っています。
②については、くもん教室は全国の至る所にあります。
私の住んでいる安曇野市内にも、たくさんあります。
ランニングをしていると
「ここにも、くもん」
「あそこにも、くもん」
というように、あちこちで見つけることができます。
「家の近所にあるから、小学生でも歩いて通える」
というのが、くもんの強みです。
③については、「スモールステップ」ということで、各自の学力に応じて取り組むことが可能です。
また、速く進められる生徒に関してはドンドンと進めることができます。
なので、中学生であっても「高校数学」の内容を先取りできたり、「英検2級」を取得する実力をつけることができたりします。
くもんのイマイチなところ
次に、「くもんのイマイチなところ」を挙げます。
①意外とお高い
②「思考力」が育たない
③教室によって質がバラける
①については、以前くもんに通っていた生徒の保護者がよく口にしていました。
「くもんは1教科ごとの金額なので、科目を増やすと値段が高くなる」
ということです。
例えば、1教科「算数」だけなら「7,150円」ですみます。
ですが、教科を増やして「国語」もやりたいとなると、「14,300円」になります。
さらに「英語」までとなると、「21,450円」になります。
「小学生で月2万はキツイ…」
ということで、くもんとは別の塾を探す。
このようなご家庭が多い気がします。
②については、くもんに対する批判としてよく使われる理由です。
「くもんは、機械的に解く訓練をしているだけなので、計算は速くなるが、じっくりと考える思考力が育たない」
私も、「くもん出身」の生徒を指導していて、この点は感じます。
計算はスラスラ解けるのだが、「自分であれこれ考える」問題になると、途端にできなくなってしまう。
くもんのカリキュラムは、かなりしっかりしていると思います。
ですが、それ故に、そこから少しでもズレると、「思考停止」になってしまう。
そんな感じがします。
③については、くもんに限らず、大手のフランチャイズ塾であれば、どこも同じ問題を抱えています。
「同じ看板」を掲げていても、その教室を取り仕切る「教室長」の力量によって、かなり質の差は生まれてしまうのかな、という気がします。
ざっくり言えば、「当たり外れがある」ということです。
猿田塾の利点
では、そのようなくもんと比べてみて、
「くもんよりも、うちの塾の方が勝ってるぞ~」
と思う点を挙げます。
①料金
②中学の内容と直結させる
③考えさせる
①については、うちの塾は「1回(50分)いくら」というスタイルです。
小学生の場合、
週1回「6,600円」
週2回「12,100円」
となります。
基本、「1回1教科」ですが、50分同じ教科をやっていると、飽きてくる生徒もいます。
なので、多くの生徒が「1回で国語と算数」をやっています。
「6,600円で2教科対応」
しているので、くもんと比べれば、割安になるのかな、と思います。
また、週2回来ている小学生は、英語をやっている生徒です。
なので、
「12,100円で国算英3教科」
受けられる点が、おトクに感じられるようです。
ただ、そうした指導が可能なのは、生徒が「きちんと宿題をやるから」という点があります。
うちの塾では、かなり宿題を出します。
なので、
「家である程度の勉強をしてもらう」
これが大前提となります。
この部分がしっかりできないお子様だと、ちょっと厳しいかもしれません。
②については、うちの塾では、お子様の学習状況に応じて、勉強内容を決めています。
特に小学生の場合は、
「中学の学習内容から逆算して、今の時点で何を身につけさせておけばいいか」
を考えて、指導しています。
なので、小学校から中学に進学しても、スムーズに進めることができます。
くもんの場合は、順調に進んでいる時はいいのですが、仮につまづいた場合には、「つまづいた部分の修正」という点で、ちょっと心もとない感じがします。
③については、うちの塾では「自立」を謳っています。
なので、できるだけ「自分で考える」ことを促しています。
問題を解いていて、仮に質問があっても、
「この子、ラクしようとして質問しているな」
と感じた場合には、あえて教えず、自分で考えてもらっています。
また、勉強の進め方においても、ある程度やるべきことは指示しますが、それ以降は「自分で考えて勉強を進める」必要があります。
時間はかかるかもしれませんが、
「自分で考えて行動する」
という習慣を身につけさせておかないと、高校以降の勉強についていけなくなるからです。
この部分については、色々な考え方があるので、一概に「うちの塾の指導の方がいい」ということは、言えないかもしれません。
ですが、高校に進学した教え子たちから、
「中学の時に勉強したスタイルが、高校進学後も役に立っています」
という報告を受けるので、間違ってはいないのかな、と思っています。
結論
で、結局何が言いたいのかといえば、
「くもんで学習効果を感じられないお子様は、ぜひ一度、当塾をご検討下さい」
ということです。
個人的に、くもんは「いい習い事」だと思っています。
なので、合っているお子様は、無理に変える必要はないと思います。
ただ、「ちょっとどうかな…」とお悩みの方がいらっしゃったら、うちの塾を試してみていただければな、と思います。
くもんとは違った形で、ご満足していただけると自負しております。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから