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国語の鍛え方

2023/9/21

国語で苦労する生徒が多い一方で…

国語を苦手にする生徒は多いです。

その一方で、私自身は国語は得意な方だったと思います。

高校入試では、それほど国語で苦労した記憶はありません。

中1~中3まで、80~90点台を安定して取っていました。

大学入試でも、私立文系で進学しましたが、英語で足を引っ張った分、国語で点数を稼いで合格しました。

「英語」や「数学」のように、

「今日はこの教科をみっちりやるんだ!」

と気合を入れて勉強したことはほとんどなく、なんとなく

「今日は時間が空いたし、英語も数学もやりたくないから、国語でもやるか」

というくらいのノリで、国語は勉強していました。

ただ、「何もしていなかった」かというと、決してそんなことはありません。

「教科」として、意識して国語を勉強した記憶はありませんが、

「こうやってやった方がいいな」

と思ってやっていたことが、結果として国語の強化につながっていた。

今振り返ると、そのようにして、自然に国語を鍛えていたように思います。

そこで今日は、私がどのように「国語を鍛えていたか」について話します。

私がやったこと

私が「国語を鍛える」上でやっていたことは、以下の通りです。

①読書
②漢字練習
③辞書を引く
④解答を丁寧に写す
⑤文法を意識する

①読書

まず挙げられるのは、やはり「読書」になります。

小学生の頃、一時期「図書館に行く」ことにハマっていた時期がありました。

放課後、毎日のように図書館に行って本を読んでいた時期がありました。

当時は「ズッコケ3人組シリーズ」にハマって、こちらのシリーズを繰り返し読んでいました。

また、その中に出てくる「ハカセ」というキャラクターが、「伝記」しか読まない、という設定でした。

その「ハカセ」に感化され、自分も「ズッコケシリーズ」以外は、伝記しか読まない、という時期がありました。

今にして思えば、もう少し物語を読んでおけばよかったな、という気もしますが、そのような感じで、小学生時代はけっこう本を読みました。

中学では「赤川次郎」にハマり、ずっと赤川次郎の作品を読んでいました。これは高校まで続きます。

このような感じで、

「気に入ったシリーズを、ひたすら読み込む」

のが自分のスタイルでした。

一方、学校の推薦図書として挙がる「夏目漱石」や「太宰治」なども軽く読んだのですが、ほとんど興味を持てませんでした。

たまに、難しい本を子どもに読ませようとしている親御さんもいますが、それだと意味はない、と思います。

「子どもが興味を持ったものを読ませる」

というのが、自分の経験上からも、一番読書の効果があると思います。

②漢字練習

次に「漢字練習」にも力を入れました。

地道に覚えるのが好きなタイプだったので、漢字を覚えるのは性格的に向いていたと思います。

なので、小学生卒業時には、ほぼ小学生で習う漢字は覚えていたと思います。

中学に進学しても、その傾向は続き、毎日30分程度、漢字練習をやっていました。

しかも、学校で渡された「漢字練習帳」を、自分のペースでやっていたので、テスト範囲は無視して練習していました。

なので、1、2年の頃は、テスト範囲と全然違うところを練習したので、漢字で点数を落とすということがありました。

が、3年になって、範囲が関係なくなると、漢字で点数を落とすことは、ほぼなくなりました。

高校では、正直漢字練習はかなりサボリました。

が、中学までにみっちり鍛えていたせいか、1つ1つの漢字の意味から、

「この熟語は、きっとこういう意味なんだろうな」

ということが予想できたので、それほど練習しなくても、読みと意味は理解することができました。

あとは、文章を書く時に、

「知っている漢字は、必ず使う」

ということを意識して文を書きました。

特に小中学校の時には、習った漢字は、意識的に使って文を書くようにしていました。

ただ練習するだけではダメで、「意識的に使わないと覚えない」ということは、なんとなく感じていました。

③辞書を引く

これも小学生の頃、一時期「辞書を引くブーム」が自分の中にありました。

図書館に通っていた時期と重なるのですが、

「図書館で本を読んでいて、わからない言葉が出てきたら、図書館にある辞書で調べる」

ということをやっていました。

そんなことを繰り返していたら、自然と知らない言葉を自分で調べるクセのようなものがつきました。

あとは、たまに親に聞きましたが、自分で調べた方が圧倒的に多いです。

そんな感じで、自分で勝手に語彙を増やしていっていたので、語彙を知らない生徒を見ると

「ちょっとは自分で調べなさいよ…」

と、思ってしまいます。

④解答をていねいに写す

これは、国語の「記述」の練習で意識したところです。

「記述」に関しては、どのように書いていけばいいのか、まったくわかりませんでした。

アドバイスを求めても、

「自分が思いついたことを箇条書きにする」
「とりあえず書いてみる」
「起承転結を意識する」

などというような、「ふわっと」したアドバイスしかありませんでした。

「それができないから書けないんだよ…」

と、心の中で思いつつ、

「これは結局、自分でなんとかするしかないんだな」

と思い、まずは

「模範解答をマネしてみよう」

ということで、記述問題に関しては、解答をそのまま書き写すようにしました。

全く書けなかった時は、解答丸写し。

ある程度書けた時は、自分なりに修正。

合っているかどうか、よくわからない時は、とりあえず解答丸写し。

このような感じで、とにかく「解答を書き写し」まくりました。

それを繰り返しているうちに、なんとなく

「この問題の場合は、こういう風に書けばいいんだろうな」

という、「コツ」みたいなものをつかんだ気がします。

⑤文法を意識する

文法については、まず文法の知識として覚えていきました。

そのうち、文章を読む時に、

「助動詞が『られる』だから、これは受け身の意味になるな」
「接続語の『つまり』があるから、この後ろにまとめの意味があるな」

ということを、意識するようになりました。

特に文法で意識したのは、「主語」「述語」です。

中学の後半にもなると、抽象的すぎて、何を言っているのか、よくわからない文章が出てくることがありました。

全部を読んでもよく意味がわからない。

そういう時は、まず1つの文の「述語」を見て、その文が、何を言いたいのかを大まかにつかむ。

次に「主語」を探して、述語と結びつける。

ごちゃごちゃ書いてある文も、「主語」と「述語」だけにしてしまうと、意味はスッキリします。

「ごちゃごちゃ書いてあるけど、結局こういうことが言いたいのかな」

と、「主語」「述語」から判断して、何とか文章を理解していく。

そのような形で、文章読解の際に、文法を活用して読むことがありました。

ただこれは、やるのはちょっと難しいと思います。

「教えてくれ」と言われても…

以上のような感じで、国語は練習してきました。

繰り返しになりますが、自分の中では、「教科」としての国語の勉強は、「意識してやった」という感じはあまりしていません。

「漢字」と「文法」は意識的に練習しましたが、あとは文章問題を解く。

そのくらいです。

ただ、国語に関しては

「日常生活において、国語を鍛えるように意識する」

ことは、していたように思います。

文章を書く際には、意図的に習った漢字を使うようにしていました。

知らない言葉が出てきたら、調べるようにしました。

他人が読んだらわかるような文章にすることを心がけ、漢字も「とめ」「はね」の部分は意識しました。

「文が読めないと話にならないな」と思ったので、読書をしました。

今回、あえて国語を「鍛える」というタイトルにしました。

これは、自分の中では、国語に関しては、文字通り、日常の中で「鍛えて」きた、という感覚があるからです。

そうやって、自分で試行錯誤しながら、「モノにしてきた」という感覚があります。

また、このように、地道に練習をしない限り、本当の意味での「国語の実力」は身につかないと思っています。

なので、

「国語を教えてください」

と言われても、

「これだけのこと、やり続けられますか?」

という気持ちになってしまいます。

試しに、

「漢字を練習しよう」

と言ってみても、3日も続かない。

「文章を書く時には、知っている漢字を使ってみよう」

と言っても、ひらがなだらけの文を書く。自分の名前すら漢字で書かない。

そうした子に

「国語を教えて下さい」

と言われても、

「なんだかなぁ…」

と、正直感じてしまいます。

本気で「国語」を上げたいのならば

本気で国語を上げたいのであれば、

「日頃から意識する」

ことが一番だと思っています。

今までの生徒の中で、唯一、

「この子は、国語頑張ったな」

と思った生徒がいます。

この生徒は、国語はあまり得意ではありませんでした。

文章を書かせてみても、たまに「?」という感じの文章を書いていました。

ですが、

「授業が終わった後の、振り返り」

については、毎回真面目に書いていました。

他の生徒がサッサと終わらせて帰っていく中、この生徒だけは、しっかりと考えて、自分の言葉をまとめていました。

それでもたまに、へんてこりんな文章を書いていましたが、最終的には国語の成績を安定させ、高校へと進学していきました。

本気で国語を伸ばしたいのなら、人から何とかしてもらおうと思うのではなく、まず

「毎日の読み書きを充実させる」

この姿勢が大事だと思います。

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