「目標」を立てる
2024/1/5
1年の計は…
「1年の計は元旦にあり」
という言葉があります。
2024年も、すでに元旦は過ぎてしまいました。
が、新年になって数日のこの時期であれば、まだ「今年の目標」を立てるのに遅くはないと思います。
「目標」の重要性
生徒を指導していると「目標」の重要性を感じます。
目標が明確な生徒であれば、自分から努力をすることができます。
多少厳しい課題を課しても、必死に食らいついてきます。
一方、目標が曖昧な生徒の場合、「やらされ感」が強くなります。
自ら努力することはなく、ちょっと厳しくしただけでも、すぐ音を上げてしまいます。
「高校入試」という側面で考えれば、
「いかに早い段階で『志望校』を固めることができるか」
が、ポイントになってくると思います。
「小さな目標」を立てる
その一方で、「遠い目標」ばかり見ていると、息切れをしてしまうこともあります。
将来的には「こうなりたい」と思う目標があったとしても、そこにたどり着くまでの道のりが遠いと、モチベーションを維持するのが難しいです。
その結果、挫折してしまいます。
なので、長期的な目標を立てる一方で「短期的な目標」を立てることも、また重要です。
短期的な目標を立てる際には
「ちょっと頑張れば達成できる目標」
を立てることが重要です。
目標設定をする時というのは、だいたいやる気に満ちあふれていることが多いです。
そのため、つい目標も高く設定しがちです。
ですが、あまり厳しすぎる目標を立ててしまうと、その目標が達成出来なかった時、一気にやる気が失われてしまいます。
「ちょっと頑張れば達成できる」
くらいの目標を立て、それを確実にクリアしていく。
そして、それを積み重ねていく。
そうすると、目標を達成することが楽しくなっていきます。
「積み重なるもの」がいい
さらに言うと、目標は
「やれば確実に積み重なっていくもの」
で設定するのがオススメです。
かのイチローも、周囲が「打率」にこだわっている中で、自身は「安打数」に強いこだわりを見せていました。
「打率だと不確定要素が強いが、安打数であれば、確実に積み重ねていくことができる」
という考えだったようです。
勉強で言い換えると、点数を目標にすると、テストの難易度によって、大きくブレが生じます。
なので、
「問題集を○ページ解く」
「1日○時間勉強する」
というような、数字を積み重ねられるものが、短期目標には向いているかな、と思います。
「小さな目標」を立ててみよう!
新しい年になり、せっかくの機会です。
まずは「小さな目標」を立ててみましょう。
そして、それを達成するように、努力してみましょう。
「小さな目標」の達成の繰り返しが、「大きな目標」へと導いてくれる。
そう思います。
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