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小学生の宿題、何をやればいい?①

2021/4/9

先日、小学生の生徒の保護者様から
このような相談がありました。
「小学校の宿題が『自主学習』となった。
けど、何をやればいいのかわからないので、
アドバイスしていただけますか。」
学習指導要領が変更になった影響でしょうか、
小学校だけでなく中学校でも
明確に「宿題」を出さない学校が
増えているように思います。
「自主学習」という形にして
何をやるのかは自分で考える。
個人的にはこの考え方のほうが好きです。
が、一方で「塾講師」という立場から
現実を見ると
「生徒の自主性に任せても、
ほとんどの生徒がやらないだろうな…」
と思います。
また、今回ご相談いただいたように、
「じゃあ一体何をやればいいの?」
というご家庭の方も多いと思います。
そこで、
「こんな感じがいいんじゃないかな?」
と思う宿題を考えてみました。
参考にしていただければと思います。
まず前提として、家庭学習をやる上で、
おさえていただきたいポイントを
3つ挙げます。
①国語と算数を中心にやる
②時間を決めてやる
③ノートを使って繰り返す
①国語と算数を中心にやる
小学生のうちに固めておいてほしいのは
「国語(漢字)」と「算数(計算)」です。
この2教科がしっかりと定着していれば、
中学に入ってからはある程度自分で管理して
勉強を進められると思います。
逆にこの2教科、特に「国語」がしっかりと
身についていない生徒は中学で伸び悩みます。
「国語」は中学になると勉強する時間を
割けないので、小学生のうちに練習しておいて
ほしいと思います。
②時間を決めてやる
次に、「勉強する時間を固定する」
ことを意識してほしいと思います。
学力を伸ばす上で一番大事なことは
「継続する」ことだと思います。
今日は17時から、明日は19時から…。
これだと生活リズムが乱れます。
「この時間は勉強する時間」
という時間を設定して、
その時間になったら勉強する。
時間を「固定する」という点が重要です。
小学生のうちにこうした習慣をつけておくと、
中学でだいぶ楽だと思います。
③ノートを使って繰り返す
意外にできない生徒が多いのが、
「書き写す」ということです。
今は問題集やプリントに「直接書き込む」
ことが多いようで、
「見本を見ながら、書き写す」という
訓練がされていない印象を受けます。
小学校のうちはこれでも
なんとかなるかもしれませんが、
中学以降は
「ノートを使った反復練習」
ができないとかなり厳しいです。
なので、家庭学習では
「ノートに書き写す」ような
練習をしておくといいと思います。
思ったよりも長くなったので、
具体的な問題集については次回以降に
お話ししようと思います。
ぜひご覧ください。

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