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中1の生徒に向けて_テスト勉強のやり方

2021/5/6

連休が終わり、今日から学校が再開です。
2週間後にはさっそく1学期中間テストが
あります。
1年生にとっては初めてのテストになります。
どのように準備をしていけばいいのか、
わからない子もいると思います。
そこで、基本的な「テスト勉強のやり方」を
説明しようと思います。
まず最初にやることは
「テスト範囲を確認すること」です。
中学のテストは小学校と比べて
内容、量ともに増えます。
全部を確実にしていくことは難しいので、
まずは「範囲」として指定された部分を
仕上げていくことが大事です。
すでに学校からテスト範囲が
指定されていると思いますので、
どこからどこまでがテスト範囲なのかを
きちんと確認するようにしましょう。
基本的なことですが、ここがしっかり
出来ていない生徒が意外に多いです。
テスト近くになって
「範囲はどこ?」
と聞いてもきちんと把握していない生徒が
毎回見られます。
最初のうちに習慣づけておきましょう。
次にやることは
「ワークを解く」ことです。
ここが一番重要です。
「ワーク」というのは学校で配られた
「問題集」のことです。
多くの場合、定期テストは
「ワーク」の内容と似たような内容が
出題されます。
この「ワーク」を正しく使えるかどうかで
結果が大きく変わってきます。
ワークの使い方ですが、
ポイントは「繰り返し解く」
ということです。
テスト範囲までの内容を繰り返す。
目安は「3回」です。
先程も言ったように、
中学のテストは内容、量ともに
多いです。
1回くらいワークを解いたとしても
それで理解できる子はほとんどいません。
2回でもまだまだあやしい感じです。
ところが3回目になると
今までは何となく解いていた問題が
急に「ああ、そういうことだったのか」
と理解しながら解けるようになってきます。
この感覚が持てるようになれば
だいたいその部分は「理解できた」
と判断してもいいと思います。
そして、ワークの解き方ですが、
「何も見ないで解く」ことが大事です。
特に社会などで多いのですが、
「まったくわからないから」と
教科書を見ながらワークを解いている
生徒がいます。
これだと何回やっても意味がありません。
ワークを解く目的は
「テスト本番でも答えられる状態を作る」
ことにあります。
テストの際に教科書を見ながら
問題を解くことはできません。
「テストに近い形」で練習することが
大事です。
初めのうちは解答欄が「真っ赤」
で構いません。
覚えていないのだからできないのは
むしろ当然です。
大事なのは
「答え合わせをしながら覚えていく」
ことです。
「この問題に対してはこのように
答えればいいんだな」
と解答を見ながら確認していく。
勉強していて一番伸びるのはこの時です。
これを2回、3回と繰り返していくうちに
間違えの数が減って、正しく答えられる
ようになっていきます。
「テスト範囲を確認する」
「ワークを3回繰り返す」
「教科書など見ないで解く」
これを徹底してやってもらえれば
テスト対策として十分だと思いますので
ぜひ試してみて下さい。
ぜひご覧ください。

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