お問い合わせ

blog

主語・述語・目的語

2021/6/4

国語を教えるのは難しいです。
数学であれば「解き方」があります。
英語であれば「単語・文法」を覚えていくと
理解できるようになります。
ただ、国語に関しては
「これ」といったものがない。
全国の学習塾の先生方と集まった時に、
だいたい共通の悩みとして議題に上がるのが
「国語の伸ばし方」です。
小学生で、かつある程度の読解力がある
生徒さんに関しては、
「ふくしま式」が最強だと思っています。
ただ、こちらの教材は難易度が高い…。
出口先生の「論理国語」
体系的にまとまっていて、
生徒のとっつきもまずまずなのですが、
きちんと使いこなすには
ある程度の実力が必要になります。
そんな「国語」ですが、
ある程度全員が理解できて、かつ有効かな、
というテクニックとして、
「主語・述語・目的語」を意識するように
話しています。
どのような文も、
「主語」「述語」から成り立ちます。
たとえば
『私は食べる。』
これが、文の最小単位です。
ここに色々な修飾語がくっついて
文が広がっていきます。
その中でも目的語が加わると
『私はパンを食べる』
このような形になります。
この「文のパーツ」を意識するようにすると
文の意味がわかりやすくなると思います。
これに「助動詞」の意味も覚えていくと
もっと理解しやすくなるのですが、
そこまでいくと複雑になってしまいます。
自分は中学時代、それほど「国語の勉強」と
いうものはしていませんでした。
毎日の「漢字練習」とテスト前の「文法」。
主なものはそのくらいです。
ただ、読書はそれなりにしていました。
また、本を読んでいる時に、
「主語はどれかな?」
「述語はどれかな?」
「述語とつながっている主語はどれかな?」
ということを意識して読んでいた時があり、
それで実力がついたような記憶があります。
主語・述語・目的語は型が決まっているので、
見抜くのはそんなに難しくないです。
なので、国語が苦手な生徒さんは、
まずこの3つを見つけることを意識して
文を読んでみて下さい。
☆You Tubeチャンネルもやっています☆

ぜひご覧ください。

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。