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全国学力テスト①

2016/4/21

先日「全国学力テスト」が行われました。
中学生の問題を一通り解いてみました。
その感想を書こうと思います。

まず、国語です。
問題Aと問題Bがあり、
Aが知識の確認、Bが応用問題とのことでした。

どちらの問題も「身近な事案」をもとにした問題となっており、
「社会に出てどのように国語を使うのか」
を意識した内容になっていると思います。

問題Aは、今までの国語のテストと同じような内容が多く、
難易度も低いので、全問正解できる内容でした。

一方、問題Bはかなり凝った内容でした。
大問1~3までありましたが、
いずれの問題にも必ず「記述問題」がありました。

また、その記述問題も、
「課題文の内容をしっかりと読み込み、理解」しなければ、
きちんと答えられないようになっており、
その意味では「読解力」も問われる内容でした
(問題の読む量も多かったです)。

特に問題Bを解いての感想なのですが、
これからの「国語」の試験では
今まで要求されてきた「読解力」に加えて、

「自分の意見をその場で考えて伝える表現力」
「与えられた課題文の内容をまとめ、出題に答える応用力」

も問われるようになるのではないかと思います。

こうした「読解力」「表現力」「応用力」というのは、
いずれも社会に出て要求される能力です。

社会に出て求められる能力をテストに盛り込むことで、
これらの能力の向上を図ろうとしているように思われます。

その意味では、今後国語の対策として
「読解力」に合わせて
「表現力」「応用力」も身につけていかなければならない
と思います。

明日は数学です。

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