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ゆとりある計画を

2018/6/6

テストまでの学習計画を
立てさせる中学校があります。
「計画を立てる」ということは
非常にいいのですが、
生徒の立てた計画を見ていると、
気になるものがいくつかあります。
まず「完璧に計画を立てすぎる」
子がいます。
こういう場合は、
「計画倒れ」になる可能性が高いです。
計画を完璧に立てすぎる子は
真面目な子が多いので、
最初のうちは計画通りに進めようと頑張ります。
ですが、あとになって段々ときつくなっていき、
一度ペースが乱れるとそこでやめてしまう、
というケースが多いです。
また「計画を立てた」ことで
満足してしまっている子も多いです。
計画はあくまでも「結果を残すための手段」です。
「実行」しなければ意味がありません。
まずは確実に「実行できる」ような計画を
立てるように意識しましょう。
コツは「調整日を設ける」ということです。
ぎっちりと予定を詰め込んでしまうと、
一度計画通りに行かないと、
あとが続かなくなってしまいます。
1日「調整日」を設けることで、
計画通りに進まなかった部分を
その日にやるようにします。
そうすれば計画を立て直すことができ、
最後まで進めることができます。
そしてあまり張り切りすぎず、
「少し頑張ればできる」くらいの内容に
留めておくのがいいと思います。
継続的に実行できるような計画を
立てるように意識しましょう。
そして、あまり細かすぎる計画を立てない。
中にはものすごく細かくワーク、教科書のページを
書いて計画を立てている生徒もいます。
ですが、それでは計画を立てることで力を使い果たし
肝心の勉強が嫌になってしまいます。
ある程度の大雑把な計画でいいと思いますので、
「勉強する時に目安になる程度」の計画を
立てるようにして下さい。
学校で配られている「テスト範囲」は
参考になると思いますので、
そちらを真似してみて下さい。
最後に、立てた計画を実行できたか
どうかをきちんと記録しておくこと。
計画通りに進んだ時は色を付けるといったことをすると、
達成感が出てやる気が継続します。
また終わったあとに、
計画通りにできたかどうかを確認することが
次のテストにつながります。
学校で言われたから
何となくやるのではなく、
自分の成長につなげられるような形で
計画を立ててみてほしいと思います。

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