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山場

2018/10/5

勉強している中で
「ここはしっかりと理解しておいて欲しい」
というところや、
「ここができるかどうかで、進路が変わる」
という、ポイントのようなところがあります。
この時期はそういった「ポイント」となる単元が
どの学年でもやってきます。
算数や数学がわかりやすいのですが、
算数であれば、
小5は「割合」です。
割合がきちんと理解できるかどうかは、
中学に入ってからの「数学」「理科」の
結果に大きく影響します。
割合が理解できないようだと、
中学の数学・理科での高得点は
望めないと考えていいと思います。
小6は「速さ」です。
これも理解できていないと
中学の数学に大きく影響します。
「割合」も「速さ」も大事な単元ですが、
全体的に練習不足という印象を受けます。
小学校では一通り教えたら
次に進めなくてはならないため、
「きちんと定着しているかどうか」
までを確認できていない気がします。
ですから、この部分は学校任せにせず、
ご家庭でもしっかりと
練習しておいた方がいいと思います。
中学生の数学であれば、
1年生は「方程式の利用」をやります。
「方程式の利用」というのは文章題です。
「文章を読み、文字を使って
 式を立てられるかどうか」
ができるかどうかの分岐点になります。
ここでは単に数学の力だけでなく、
文章理解力という国語の力も問われます。
ここがしっかりとできるようだと
上位校を狙えるだけの実力が
あると考えていいと思います。
一方、ここでつまづくようですと
数学で点数を稼ぐということが
難しくなると思います。
2年生は「一次関数の利用」
やります。
特に「動点」の問題は
数学がきちんと理解できているかを
判断するのに適している分野です。
「文字を使って、変化する事象を表現する」
という概念が理解できるかどうかは、
中3以降の数学についていけるかを
見分けるための判断材料になります。
いわゆる「数学的センス」というものが
図れると言ってもいいと思います。
ですから、入試や総合テスト、模試などで
頻繁に出題されています。
文化祭も終わり、
テストも終わったところなので、
気が抜けがちな時期ですが、
ここでしっかりと努力を積み重ねられた子が
大きく成長できると思っています。

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