お問い合わせ

blog

自分の目で確かめる

2018/10/9

数年前、塾に就職したばかりの頃の話です。
神奈川県の高校について、
右も左もわからない状況でした。
そんな状態ではまともな進路指導ができない。
そう思い、私立の学校説明会に
片っ端から参加しました。
正直どこまでが通学圏内かもわからなかったので、
遠くの学校にも参加しました。
その中で、
「ああ、いい学校だな」と思った学校がありました。
なんというか「先生方の熱気がある」と
感じた学校でした。
包み隠さず、すべてを公開しようとする
その姿勢にも好感を持ちました。
そのことを同僚の先輩教室長に話すと、
「あそこの学校はヤンキーしか行かないような学校」
「近隣の高校生は、制服見てその学校の生徒と
 同じ車両に乗らないようにしている」
とのこと。
そうか。自分の目は節穴だったんだな…。
でも、実際に見たら「いい学校」だと思ったんだけどな…。
そして昨日。
たまたまある塾の先生が書いたブログを見ていると、
その学校の記事が載っていました。
「ここ数年、大学進学実績が急速に伸びている」
「東工大に現役で合格者を輩出」
「過去は素行が悪いと評判の学校だったが、現在は改革が進んでいる」
その先輩教室長は
「過去」のうわさ話を聞いただけで、
実際に自分で足を運んで、
「現在の」学校の様子を
確認していなかったと思います。
うわさ話はあてにならないな、
とつくづく思いました。
今、私立の学校は急速な勢いで
変化をしています。
自分達が子供の時の高校とは
全くイメージが変わっている学校もあります。
それはここ中信地区でも同じです。
ですから、「以前のイメージ」で
学校を選択することはとても危険だと思います。
今は公立、私立共に説明会を開催する
高校がほとんどです。
うわさ話に左右されず、
まずは自らの足で、目で、直接確認することが
大事です。
できれば志望する高校の他にも
いくつか確認しておいた方がいいです。
「自分は受ける高校決めていますから、
 見なくてもいいです」
そういう子に限って、入試直前になり
志望校変更を余儀なくされ、
「変更先の高校の様子がわからない…」
と慌てふためいています。
備えあれば憂いなし。
きちんとした情報を確認するのも
大事な受験準備です。

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。