伸びる子、伸びない子
2018/11/28
新しくお子様を預かった時、
最初に確認しているところがあります。
それは
「答え合わせがしっかりとできるか?」
というところです。
勉強が「できる」子と「できない」子の差は
間違いに「気づく」か「気づかない」かという点が
大きいと思っています。
「できる」子は
自分で間違いに気づきます。
そして、「どこが間違っていたか」を確認し、
自分で修正します。
わからなければ、質問をして解決します。
「できない」子は
間違っていることに気づきません。
間違っているのに「○」をして
しまいます。
「間違っている」ということに
気づいていないので、
いつまでたっても、
何回やってもできないままです。
仲間の塾の先生の言葉に、
「勉強とは
『できないこと』を『できる』ようにすること」
というものがあります。
きちんと答え合わせができないと、
「できないこと」がいつまでも
できないままになってしまいます。
そして、「答え合わせ」の正確性は
小学校時代、特に低学年のうちに
養っておく必要があると
感じています。
低学年の内容は比較的簡単なので、
間違っているのに○をしていても
周りが気づくことができます。
高学年、あるいは中学に入ってからだと
内容が難しくなってきます。
パッと見て、答え合わせがちゃんと
出来ているかどうかがわからないことが
多くなってきます。
低学年のうちに、
「自分で」「正確に」
答え合わせをできるようにしておくことが、
後半の伸びにつながってくると思います。