「国語」は最高の「脳トレ」
2019/1/10
小中学生を指導していて
痛感することは「国語」の重要性です。
他の塾の先生と話をしても
「国語が苦手な子を伸ばすにはどうすればいいか?」
という話題がよく上がります。
それだけ「国語」は重要で、
「国語」ができないと他の教科を伸ばすのも
かなり難しい面があります。
英語で苦労した親御さんが多いからか、
小さい頃から「英語」を学ばせる
ご家庭が多いと思います。
小学生の英語の「教科化」に伴い、
その流れは更に加速するものと思われます。
ですが、個人的には
小学生のうちは「国語」を徹底して
鍛えた方がいいと思っています。
英語は文法がしっかりしていて、
整理されている印象があります。
「使いやすい記号」という印象です。
ですので、英語はある程度文法を
しっかりと見に付けてしまえば
習得しやすい、という印象を受けます。
一方、国語は文法が英語と比べると複雑です。
主語が省略されたり、
用言の活用が複雑だったり、
敬語があったり、
しっかりと学ぼうとすると
習得するのに時間がかかる印象を受けます。
ですので、同じ「言語」を勉強すると言っても、
「英語を勉強する」のと比べると
「国語を勉強する」ことの方が
より頭を使うことになるのではないか。
「国語」の勉強は、
実は最高の「脳トレ」になるのではないか、
と最近思うようになりました。
「脳力」を鍛えるという意味においても
小学生のうちは国語を勉強しておいた方が
いいのではないかな、と思っています。