大学進学実績
2019/3/21
先週のサンデー毎日に、毎年恒例の
「国公立大学合格者ランキング」
が掲載されていました。
ここ数年、欠かさずチェックしています。
今年一番目を引いたのは、
県ヶ丘から京都大学に合格者が
1名出ていることでした。
ここ数年の県ヶ丘の進学実績は
素晴らしいものがありますが、
今年は京都大学に合格者を
輩出できるだけのレベルの高さです。
詳細はわかりませんが、
もしこの生徒が英語科(現探究科)の
生徒ということであれば、
高校入試段階から、
しっかりとした戦略を持って
生徒を獲得できているということが
言えるのではないかと思います。
一方、我が母校松本深志高校は
東大3名(現役1名) 昨年比+1
京大8名(現役2名) 昨年比+3
と、昨年よりも合格者が増えていました。
ただ、どちらも半分以上が
浪人生となっていて、
我々が現役の頃とあまり状況が
変わっていないな、と思いました。
現在は、
「現役で、どれだけ合格させることができるか」
が重要視されています。
そんな世間の流れから
取り残されているのではないか、
という心配をしています。
ただ、東京工業大学に3名合格者が出ていたり、
東大の合格者はいずれも理系学部であったことから、
今の深志は理高文低なのかな、
とも思いました。
数学の先生が素晴らしいのかな。
あと、寂しかったのが、
諏訪清陵高校の名前が
あまり見られなかったことです。
同じ公立中高一貫校の
屋代高校はよく目にするのと比べると、
いっそう寂しく感じました。
以前は東大や京大に合格者を輩出していた
名門校ですが、一貫校になってから、
その強みがうまく出せていないのかな、
と思いました。
大学進学だけが全てではありませんが、
高校の「強さ」を物語る
目安にはなるものだと思っています。