春休み中におさえておきたい英文法
2021/3/18
4月から中学校の教科書が新しくなりますが、
特に「英語」が難しくなりました。
その英語の「教科書ガイド」を購入できたので、
さっそく中身を確認しました。
「難しくなる」という覚悟はしていましたが、
それでも実際に中身を見てみると
想像以上の内容でびっくりしました。
まず、全学年共に分量が増えています。
それは「教科書ガイド」の値段を見ても
わかります。
これまでのものは「2,420円」(税込)でした。
新しいものは「2,750円」(税込)です。
消費税を抜けば300円の値上げです。
内容が多くなったためにページ数が増え、
その結果値段が高くなったと思われます。
実際に1年生の最初から
扱う英文の量が増えています。
3年生の最後の方になると、
かなりの英文量です。
「これを、1年で終わらせるのか…」
と不安になってしまいます。
次にびっくりしたのが「中1」の内容です。
学習指導要領の変更で、
小学5年から英語を習うことになりました。
そのため、今までのように
「中学の最初はアルファベットや
簡単な単語から」
ということはなくなり、
「ある程度英語の学習は済んでいる」
という状態で中学の英語がスタートする
ことになりました。
それはわかっていたのですが、
実際に見てみると、
予想以上に「小学校の単語」と
なっているものが多く、
その量に圧倒されます。
しかも、
「小学校の単語」となっていても、
その単語がきちんと身についているか
というと…。
実際に塾にいる6年生に試してみましたが、
「音」はなんとなくわかっていても、
きちんと書ける生徒はいませんでした。
そして、いちばん大変なのが、
「文法」です。
教科書が変わったことで、
文法の指導の流れがだいぶ変わりました。
今まで「上の学年」で習っていた文法が、
いくつか下の学年に移動しています。
そのため、各学年で
「学校の授業で触れられないまま終わる」
文法がいくつか出てくることになりました。
生徒に聞いてみると、
学校によっては対応しているところも
あるようですが、
その状況はまちまちです。
なので、この「移行部分の文法」は
春休み中に自分自身で確認しておいた方が
いいと思います。
学年ごとに挙げますと
中3…「受け身」「疑問詞+不定詞」
中2…「be動詞の過去形」「過去進行形」
「want to do」「There is構文」
中1…「be動詞(am、are、is)」「一般動詞」
となります。
中1に関しては、
最初の方の単元(Unit1~Unit2Part1まで)で
be動詞と一般動詞の勉強はします。
ただ、これまでと比べると時間的には
短期間で進むことになると思います。
小学校では文法にほとんど
触れていないようですし、
be動詞と一般動詞の基本的な内容であれば、
今からやれば中学の授業が始まるまでには
何とか間に合うと思うので、
やっておいた方がいいと思います。
とにかく英語に関しては
4月から大幅に内容が変わります。
この春休みにしっかりと準備をしておくか
どうかで大きく差がつくと思うので、
ぜひ取り組んでほしいと思います。
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