「書く」と国語力がつく
2024/11/28
書かせてみると
「国語」に課題のある生徒は多いです。
「読解力」というのは、「当人の頭の中の動き」という面があるので、見比べるのが難しいです。
ただ、「国語」が得意な生徒と苦手な生徒を比べてみると
「文章を書く」
という部分で、大きな差があるように感じられます。
「国語が得意」な生徒の文章は
・論理立てて書けている
・語彙が豊富、表現が豊か
・漢字が使えている
となります。
逆に「国語が苦手」な生徒の文章は
・論理の流れが変
・語彙が乏しい、表現も貧弱
・ひらがなが多い
となります。
書かせてみると、その子の「国語力」というのがよくわかる気がします。
いかに意識して「書く」か
私は比較的国語は苦にしないタイプでしたが、「書く」という部分については、それなりに意識してやっていたように思います。
・習った漢字はすぐに使う
・言葉の意味があやふやな言葉については、調べてから使う
・読んだ本で出てきた表現を使ってみる
最初は拙い文章だったと思います。
ただ、それを繰り返しやっていくうちに、なんとなく文章が書けるようになっていったように思います。
そうした自分の目から見ると、特に「国語が苦手な生徒」の文章は
「何も考えずに書いている」
ように映ります。
なので、国語を伸ばしたいというのであれば、もう少し「書く」ということにこだわってほしいと思います。
・漢字を使う
・ちょっと知った難しい言葉の言い回しを使ってみる
・意味が通じる文章かどうかを自分で推敲する
こうした地道な「書く練習」を繰り返すことができると、国語の力は伸びると思います。
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