「本番」を想定する
2024/9/3
「確認テスト」
来週から始まる2学期中間テストに向けて、1・2年生はテストの準備をがんばっています。
当塾では、テスト範囲の内容が終わると「確認テスト」を実施します。
「確認テスト」の出来具合によって、生徒の定着度を確認しています。
今まさに「確認テスト」を実施しているのですが、生徒の解答を見ていて感じるのは、
「計算ミスが多い」
ということです。
手を抜いて、間違える
数学が苦手な生徒はもちろんですが、ある程度数学の実力がある生徒でも、ちょこちょこと「計算ミス」をしているケースが目立ちます。
数学が苦手な子も、得意な子も
「間違えているのに、合っている」
として、不正解の答えをスルーしてしまっているのが、非常に気になります。
数学が苦手な子であっても、チェックしてみると、解き方はひと通り理解できています。
ですが、実際に解いている姿を見ていると
・途中式を省く
・汚く書いて、数字を見間違える
・計算過程の、簡単な足し算、引き算を間違える
というように、
「わかってはいるけれども、手を抜く」
ことによって、正解までたどり着かない、ということが目立ちます。
そしてこれは、ある程度実力がある生徒でも同じことがいえます。
「このくらいの簡単な計算であれば、頭の中でやっても解けるだろう」
と、途中式を省く。
そして間違える。
「手を抜いて間違える」
という意味では、数学が苦手な子も得意な子も、「原因は同じ」ということが言えます。
「テスト本番」を想定して練習する
塾の「確認テスト」の段階でミスをしているのですから、「テスト本番」では、もっと間違える可能性が高いです。
生徒たちには、よく
「本番から逆算して考える」
ように話しています。
「テスト本番の、プレッシャーがかかる中でも、正確に答えられる」
そのような状況を、日頃の勉強の中から自分で作り出して、練習するように言っています。
ですが、それができる生徒は、なかなかいません。
「とりあえず、『今』できればいいだろう」
というように、ラクな方に流されてしまっています。
もう少し自分で、
「本番を意識して」
練習することを心がけてほしいな、と思います。
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