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猿田塾

「聞いている」だけでは成長しない

2024/12/25

「受け身」の生徒

生徒の中には

「話を聞いているだけ」

で満足してしまっている生徒がいます。

「塾に来るだけ」
「講師の話を聞くだけ」

それだけで、自分が「できるようになった気」になってしまう。

そうした生徒がいます。

ただ、こうした「受け身」の生徒は成長しません。

ただ「質問する」だけでは

保護者の方から、よく

「うちの子は質問するか」

という問いかけがあります。

保護者の方からすれば

「せっかくお金を払っているんだから、講師に聞かなくては『もったいない』」

という意識があるのかな、という気がします。

確かに「わからないところを質問する」ということは重要です。

しかし、

「何でもかんでも質問する」

という姿勢も、考えものです。

というのも、生徒の質問が明らかに

「考えるのが面倒だから聞いている」

ということがあります。

最近あったのが、分数の約分の練習をしている時。

いくつで割ればいいかわからないので

「これはいくつで割ればいいですか」

と聞いてきた生徒がいました。

ですが、それを考え、自分でできるようにしていくのが「勉強」です。

その部分を他人に聞いていたら、生徒はいつまでたっても成長しません。

「めんどくさいから、聞いてきている」

そう思った時は、こちらからは教えないようにしています。

私がそういう態度で生徒に接しているせいか、生徒の方も段々と

「自分なりに考えて」

質問できるようになってきているように思います。

「自分で考える」姿勢が重要

何事においてもそうだと思いますが、

「受け身」

の姿勢では、物事身につきません。

勉強の場合であれば

「なぜそうなるのだろう?」
「どこが間違っていたのだろう?」
「どのようにすればいいのだろう?」

ということを自分なりに考え、答えを求めていく。

そうした姿勢があって、初めて「成長」することができると思います。

実際に、成績を伸ばしていく生徒は、こうした

「なぜ?」

というところを、しっかりと突き詰めることができているように思います。

「まずは自分で考える」

そうした姿勢を、生徒たちには身につけていってほしいと思っています。

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