音読とリズムと理解力
2025/5/30
「リズム」が悪い
英語の勉強をする時には、単語を「音読」させています。
その時に
「リズム感がないな…」
と感じることがあります。
変なところで区切って読む。
こうした生徒は、だいたい英語が苦手です。
そして、国語も苦手な場合が多い。
国語の文章を読ませてみても、変なところで区切るので、意味がつかみにくい。
こうしたことは、よくあります。
逆に、ある程度英語ができる生徒は、「テンポがいい」と感じます。
変なところで切れないので、「固まり」として認識できている。
多少発音がおかしくても、読み方を変えるだけで修正することができる。
国語の文章を読ませてみても、きちんと読むことができる。
そう感じています。
「七五調」
「国語ができないと、英語もできない」
というのは、指導していて強く感じることです。
その中で
「国語が苦手な生徒は、『音読のリズム感』が悪い」
という感じがします。
日本の「名文」と言われる文章は「七五調」で作られていることが多いです。
なので「七五調」を身につけていると、文章がスッと入ってくる感覚があります。
また、知らない文章や、抽象的で読みにくい文章であっても、七五調のリズムで読み進めていけば、なんとか理解できる、ということがあります。
国語が得意な生徒というのは、こうした「七五調」というのを体得できているような気がします。
一方、国語が苦手な生徒は「七五調」が身についていません。
なので、国語の文章を読ませてみても、変なところで区切ってしまい、なんだか意味のわからない文章になってしまっている。
そういうことがあるような気がします。
「古文」の重要性
「古文なんか勉強しても、現代社会では使わないから意味がない」
という意見を聞くことがあります。
「確かにそうだな」
と思う一方で、
「では、なんで先人は古文を学んできたのだろうか」
とずっと考えてきました。
最近は
「古文を学ぶことで文章読解の『リズム』を習得する」
ことができるのではないか。
そのように感じるようになりました。
古文を学ぶことで得られる文章読解のリズムは、現代の文章を読み、理解する上でも役に立つ。
さらには「英語」を学ぶ上でも役に立つ。
そうなのではないか。
実際に、明治時代に英語を学ぶうえで「漢文」の素養があった人は、英語を習得するのが速かった、という話を聞いたことがあります。
言語を習得するうえで
「リズム」
というのは、重要なのではないか。
そしてそれは「古文」といった、長年受け継がれてきたものを「音読」することによって体得することができるのではないか。
そのように感じています。
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