「助詞」を意識する
2025/10/3
「シン読解力」
最近、こちらの本を読みました。

こちらの本の著者である新井紀子先生は
を書いた方として有名です。
「学力と読解力との関係」
の研究に力を入れている先生です。
新井先生が推奨している「RST」(リーディングスキルテスト)の結果は
「学力との間に相関関係がある」
という研究結果があり、
「いかに日本人の『シン読解力』を鍛えていけばいいか」
ということについて述べられています。
「助詞」が重要
「シン読解力」というのは、巷で言われている読解力とは一線を画し、
「教科書を読み解くために必要な読解力」
を指しています。
社会生活を営む上で必要となる、仕事上の書類や契約書などを正確に読み取れる力、という感じだと思います。
この「シン読解力」を鍛えるためのトレーニング方法がいくつか紹介されています。
詳細については書籍を購入してご確認いただきたいのですが、その中で「大人向けのトレーニング方法」として
「助詞選択」
の問題がありました。
「助詞を正確に選択することができれば、シン読解力は向上する」
ということです。
紹介例として、
「中学の歴史教科書の助詞部分を黒塗りにした、穴埋め問題」
が紹介されていました。
こちらの全問正解率が一桁台ということでした。
生徒で試してみる
「これはおもしろい!」
ということで、早速生徒に試してみました。

こちらは生徒たちが使っている「公民」の教科書の一部です。
助詞の部分を黒塗りにして、
「ここにどの助詞が入るか」
という問題を解かせてみました。
「ちょっと簡単すぎるかな…」
と思ったのですが、まあ間違える、間違える。
全問正解したのは、3割程度。7割近くの生徒が間違えていました。
面白いことに、学力に関係なく、
「テストではいい点数を取っている」
生徒でも間違えていたのが印象的でした。
間違えた生徒の選択した「助詞」を見てみると、
「それだと、教科書が言いたいことの意味が変わってきてしまうよ」
という助詞を選択していて、非常に興味深かったです。
「助詞1つで、こうも意味が変わってしまうのだな」
ということを感じました。
非常にいいトレーニングになりそうなので、国語が苦手な生徒には継続してやってみようと思います。
ちなみに、例題の答えは上から
「の、を、を、に、が、の、に」
となります。
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まったく話は変わりますが、私の兄が
に挑戦しています。

興味のある方は、ぜひご協力いただければと思います。
よろしくお願いいたします。