ことわざ・慣用句を覚えるメリット
2025/10/21
物知らぬ、受験生
国語の入試問題や模試の問題で、
「ことわざ、慣用句」
を聞く問題が、度々出題されます。
私自身は、「ことわざ、慣用句」はどちらかといえば「大好物」でした。
なので、学生時代は「必死に覚えた」というよりも、
「マンガや本を読む中で、なんとなく覚えていった」
という感じでした。
テストで出てきても、あっさりと答えられていたので、正直
「こんな『常識的で簡単な』問題、出す意味あるのか?」
と思って解いていました。
そんな感覚でいたので、今生徒たちを指導していて、あまりにも「慣用句・ことわざ」を知らず、こうした問題で間違えているので
「マジかよ…」
「この子たちは、何も物を知らないな」
と思ってしまいます。
周りも使わない
ですが、冷静になってみると、子どもたちが「ことわざ、慣用句」を知らなくても仕方ないかな、とも思います。
というのも、
「日常で聞いたり使ったりする機会が、ほとんどない」
と思われるからです。
もっとハッキリと言えば
「親世代の大人が知らない以上、子どもたちも当然知らない」
という感じがします。
実際に、保護者の方と話していて、たまにことわざや慣用句を交えた話をします。
すると、明らかに目が泳いでしまう方が多いです。
「あ、おそらく知らないんだな…」
とわかるので、慣用句やことわざを使うことを自然と控えるようになります。
「子どもたちが知らない」というよりも
「教えるべき、大人が知らない」。
これが、「ことわざ、慣用句」を知らない子どもたちが多い、一番の原因なのではないか。
そう感じています。
そうなると、学ぶべきは、我々「大人」ということになります。
覚える「メリット」
「ことわざや慣用句なんて、テストでしか出てこないから、覚えても意味がない」
という考え方もあるかもしれません。
確かにそのとおりです。
ですが、覚えておくと「メリット」もあります。
まずは「テストで確実に点が取れる」。
ことわざや慣用句の問題は、知っている人であれば、あっさり答えられる問題がほとんどです。
解くのに数秒もかかりません。
それで差をつけられる。
こんなに「コスパ」のよいことはありません。
次に「文章の大まかな意味がつかみやすくなる」。
ことわざや慣用句は「定型的」な意味を持っています。
なので、それを知っておけば、
「この『ことわざ』が出てきた部分は、全体としては、こういうことが言いたいのだろうな」
という方向性が見えるので、意味を理解しやすくなります。
そうなると
「文章の先の展開までが、なんとなく予想できる」
ようになってきます。
「意味が予想できて読む」のと、「意味もわからず読む」のでは、理解力にかなりの差が生じます。
なので、
「文章の全体理解」
という意味でも、「ことわざ、慣用句」を覚えておくと有利になるような気がします。
興味を持って、覚えられたらベスト
なので、学生の皆さんには、ぜひ
「ことわざ、慣用句」
といった国語の知識を覚えていってほしいと思います。
できれば「テスト勉強」ではなく、「興味」の一環として覚えられればベストです。
私が小さい頃にお世話になったのは

こちらのマンガです。
「兄のために親が買った本」だったと思うのですが、家の中に転がっていたのを、暇な時に繰り返し読んでいく中で、ことわざを覚えていきました。
こちらは「全5巻」なのですが、家には「3巻」までしかなく、「4・5巻」の内容が知りたくて、ずっと気になっていました。
その「4・5巻」が友達の家にあったので、その友達よりも、自分の方が熱心に読んでいた記憶があります。
発売日がなんと「1983年」。
まさか今の時代も売っているとは思わなかったのですが、Amazonで見つけて、
「まだ売っている!」
と、妙に懐かしくなりました。
もしかしたら実家にまだあるかもしれないので、今度探しに行ってみようかな、と思います。
「テスト勉強」と肩肘張らず、マンガを読んで自然と覚える。
そのような環境を、保護者の方には作っていただければと思います。
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