名を成すは毎に窮苦の日にあり
2025/12/26
「酔古堂剣掃(すいこどうけんすい)」の言葉
名を成すは毎(つね)に窮苦(きゅうく)の日にあり
事を敗(やぶ)るは多くは志を得るの時に因(よ)る
人が名を成すには、苦しい時期を耐え忍ぶ経験をすることで鍛えられ、それによって成し遂げられる。
一方、事がうまくいかなくなる時には、その原因の多くは「自分の調子がよかった時」の過ごし方にある。
このような意味の言葉です。
最近読んだ雑誌に書かれていた言葉ですが、心に残っている言葉です。
うまくいっていない人は「耐える」時
受験生の様子を見ていると
「順調に進んでいる」
生徒もいれば
「苦戦している」
生徒もいます。
苦戦している生徒は、テストや模試の結果が思うように伸びていない生徒です。
目標としている高校の基準からすると、今の自分の成績では足りない。
今までは「なんとなく」過ごしてきていたので、そこまで気にしていませんでした。
しかし、本番が近づくにつれ、自分の「実力不足」というものが、数字で表されてくる。
今の時期、こうした「不安」と戦っている受験生がほとんどだと思います。
そのような受験生にとって今は、まさに
「窮苦の日」
なのだろうと思います。
この「窮苦の日」をどのように過ごすかによって、「名を成す」ことができるかどうかが決まる。
なので、今苦しんでいる受験生の皆さんは、その苦しみから逃げずに立ち向かってほしいと思います。
うまくいっている人は「油断しない」
一方、今のところ順調に来ているという受験生も、注意が必要です。
これからの時期は、皆必死になって勉強に取り組んできます。
これまでは順調に来ていたとしても、
「余裕でしょう」
と思って油断していると、あっという間に逆転されてしまいます。
最後まで気を抜かずに、着実に努力を積み重ねていくことが重要です。
「過程」が重要
試験を控えている受験生にとっては「結果」こそが重要だと思います。
ですが、傍から見ている自分としては、結果も大事ですが、それ以上に
「過程」
の方が重要だと思っています。
「目標達成に向けて、どのような準備を進めていったのか」
「苦しい状況に置かれた時に、どのような態度を示すのか」
こうした「過程」こそが、これからの人生を生きていく上での重要な指針となると思っているからです。
受験生の皆さんには、受験勉強を通じて
「生きる力」
を養っていってほしい。
そう願っています。
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