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解説を「読め!」

2026/8/26

「解説」を読んでいない

生徒が問題を解いた後に、

「この問題のポイントは何?」
「なぜ、この答えになるの?」

と聞くことがあります。

ところが、きちんと答えられない生徒が少なくありません。

そこで、

「解説には書いてなかったのかな」

と思って、解説を確認してみます。

すると、こちらが聞いた内容が、解説にばっちり書いてあります。

つまり、解説が不十分なのではありません。

生徒が、「解説をきちんと読んでいない」のです。

「問題を解いて終わり」になっている

多くの生徒は、「問題を解くこと」自体が目的になってしまっています。

問題を解く。
答え合わせをする。
○か×をつける。
間違っていたら、正しい答えを書き写す。
そして、次の問題へ進む。

これで勉強したつもりになっています。

しかし、本当に大切なのは、問題を解いた後です。

特に間違えたのであれば、

「なぜ間違えたのか」
「どの知識を覚えていなかったのか」
「どこで考え違いをしたのか」

を確認しなければなりません。

正解していた場合でも、

「なぜその答えになるのか」

を説明できなければ、たまたま正解しただけかもしれません。

ただ問題を解く数だけ増やしても、こうした振り返りがなければ、実力はなかなか伸びません。

成長する生徒は、分析が深い

成長する生徒と、なかなか成長しない生徒との差は、この部分にあるように感じます。

成長する生徒は、自分の間違いを深く分析します。

解説をしっかり読み込み、自分の考え方と比べます。

「ここまでは合っていた」
「この部分を見落としていた」
「この公式を覚えていなかった」

と、間違いの原因を具体的にします。

そのため、次に似た問題が出たときには、前回の反省を生かすことができます。

一方、成長しない生徒は、解説をただ「眺めて」いるだけです。

文字を目で追ってはいますが、

「自分の解き方と、どこが違うのか」

を考えていません。

答えを見て、

「なるほど」
「分かった」

と思うだけで終わっています。

しかし、実際には何も分かっていないため、同じような問題を何度も間違えます。

「なぜ?」にもっとこだわる

本気で成長したいのであれば、自分で「なぜ?」という部分にもっとこだわらなければなりません。

先生の話を聞いていれば、自然にできるようになる。
塾に通っていれば、誰かが成績を上げてくれる。

そのような受け身の姿勢では、いつまでたっても成長できません。

解説には、問題を解くために必要な知識や考え方が書かれています。

まずはそれをきちんと読みこめるかどうか。

読みながら、自分の間違いと向き合えるかどうか。

そこに、大きな差が生まれます。

問題を解いて終わりにしない。

間違えたら、解説を「眺める」のではなく、1つ1つ丁寧に読みこむ。

そして、

「なぜ、この答えになるのか」

を自分で納得できるところまで考える。

「解説を『読め!』」

生徒の勉強する姿勢を見ていると、少し乱暴な言い方ですが、そう思ってしまいます。

まだまだ勉強に対する姿勢が甘い。

本気で成長したいのであれば、まずは自分の解答と解説に、真剣に向き合ってほしいと思います。

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