「日本最東端」を巡る旅
2026/8/21
お盆休み
毎年、お盆前後に1週間ほど塾を休みにして旅に出ます。
今年は、甥っ子がサッカーの全国大会に出場したこともあり、その応援で北海道に行っていました。
甥っ子の応援がてら、趣味である「100名城巡り」も併せて行いました。
今回は、日本最東端の町・根室市を訪れました。
目的は2つ。
一つは、日本100名城の一つである「根室半島チャシ跡群」のスタンプをゲットすること。
そしてもう一つは、日本最東端の「納沙布岬」を訪れることです。
「日本最東端の駅」

まず降り立ったのは根室駅。
「日本最東端」の看板が迎えてくれます。

温度計を見ると17℃。
訪れたのは8月11日でしたが、台風の影響もあり、北東から冷たい風が吹きつけてきました。
「北海道はやっぱり涼しいのかな」
と思っていましたが、その予想を上回る寒さで、長袖を着ていても寒いくらいでした。
地元の人に聞いても「今日は特に寒い」ということだったので、夏でも涼しい道東地域でも、特に寒い日に訪れてしまったようです。
あいにくの天気
根室駅から、目的の納沙布岬までは20kmくらい。
当初の予定は、自転車を借りてのんびりと半島を一周する予定でした。
しかし、この日は雨と強風。
海沿いを自転車で走るには厳しい天候だったため、予定を変更し、観光タクシーを利用することにしました。
レンタサイクルと比べると料金はだいぶかかることになりました。
が、結果的にこの判断は大正解でした。
運転手さんが地元ならではのお話をたくさん聞かせてくださり、一緒に見どころも案内してくださいました。
お金はかかりますが、「タクシーを使うと、旅の満足度が増す」というのが、最近の私の経験談です。
日本最東端・納沙布岬
タクシーに乗り、真っ先に納沙布岬に向かいました。

「日本の最東端に立った」
その感慨にふけりたいところでしたが、風が強くて、それどころではありませんでした。
残念ながら天気が悪く、期待していた北方領土を見ることはできませんでした。
それでも、荒々しい海と強い風が、「日本の東の端」に来たことを実感させてくれます。

北方四島は見えませんでしたが、かろうじて貝殻島灯台は見えました。
目と鼻の先に、日本の主権が及ばない場所がある。
実際にこうした現実を体験すると、なんとも言えない気持ちになりました。
納沙布岬周辺には、北方領土に関する資料館、四島のかけ橋などがあり、この地域の歴史について学ぶことができます。


祝日ということもあり、悪天候にもかかわらず、多くの観光客が訪れていたのが印象的でした。
100名城「根室半島チャシ跡群」
続いて、日本100名城の1つ「根室半島チャシ跡群」を訪ねました。


チャシとは、アイヌ民族が築いた砦や祭祀の場とされる遺跡で、本州のお城とはまったく異なる歴史を感じられます。
今回訪れたヲンネモトチャシは海を見下ろす高台にありました。
海の近くに、自然の地形を巧みに利用して築かれていることがよく分かりました。
タクシードライバーさん曰く、
「天気のいい日は、海にラッコがいることもある」
ということでしたが、天気の悪いこの日はさすがにいませんでした。
天気はよくなかったのですが、逆にその荒涼とした景色が、かえってこの土地ならではの雰囲気を感じさせてくれました。
スタンプも無事にゲットできました。

100名城の中でも難易度の高いスタンプがゲットできました。
100名城を巡る旅も、いよいよ終盤戦に入ったことを感じました。
旅は予定どおりにいかなくても面白い
今回は、自転車で回る予定を変更し、観光タクシーを利用しました。
「晴れていたらよかったな…」と、当初は少し残念な気持ちもありました。
が、振り返ってみると、地元の運転手さんのお話を聞きながら色々な場所を巡れたことは、より理解が深まり、貴重な体験だったと思います。
旅は予定どおりに進まないこともあります。
しかし、その時々の状況に合わせて楽しみ方を変えることで、新しい発見や出会いが生まれるものです。
今度はぜひ、晴れた日に再び根室を訪れ、納沙布岬から北方領土を眺めてみたいと思います。

日本最東端を走る、花咲線。
おまけ

日本最東端の郵便局、珸瑤瑁(ごようまい)郵便局。
運転手さん曰く
「全国の郵便局巡りをしている人がいて、ちょこちょこ案内する」
とのこと。
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