ワーク
2016/7/15
近頃入塾していただいた生徒や体験生を
見て思うこと。
「ワークに書き込んである…」。
学校のテストは、大体学校で配られる「ワーク」(問題集)
を中心に作られている。
だから、テストでいい点数を取りたければ
「ワークの内容をいかに完璧にマスターするか」
が大事になってくる。
1回や2回練習してもマスターできない。
最低でも3回は繰り返さないと、身につかない。
塾の生徒でも、ワークをきっちりやり込んでいる生徒ほど、
点数がいいといっても過言ではない。
なのに、多くの生徒が「テスト範囲を、1回やっただけ」
になってしまっている。
ワークに答えをそのまま書き込んでしまっているからだ。
一度答えを書き込んでしまうと、繰り返し練習しようとしても、
答えが見えてしまうので練習にならない。
学校で、宿題をやっているかチェックするため、
「書き込んで提出しなさい」
と指導されている先生が多い。
できれば「ノート」にやらせてほしいのだけれども、
そういう先生はほとんどいない。
確かに、ノートだと回収やチェックが大変だから
仕方ないと思うが、できればワークには書き込まない
ようにしてほしい。
無理ならば2冊買わせて、
「1冊提出用、1冊練習用」にしてほしい。
学校と同じワークが購入できればベストなのだが、
「塾には売らない」とのこと(裏表紙にわざわざ明記してある)。
安くていいものなんだから、ガンガン販売すればいいと思うのだが…。
業者さんは儲かるし、生徒だってあれこれ買う必要がなくなる。
なんで「学校にしか売らない!」なんて限定をするのか?
いまだに謎。