-90年後
2018/10/16
現在、中1の数学では
方程式の文章題をやっています。
その中で「年齢」に関する問題が
出てきます。
例えば…
「先生44歳、生徒12歳。
数年後、先生の年齢が生徒の年齢の
3倍になる時があるが、何年後か。」
というような問題です。
文章を読み、文字を使って方程式を立てて
答えを導くのですが、
こうした身近な事例を使った文章題の場合は
「現実的な」数字になることが一般的です。
ですから、答えが「分数」になったり、
「ありえない数字」になった場合は、
式が間違っているか、計算が間違っている、
と判断できるように
ならなければなりません。
先日初めてこの問題を解いた
中1のある生徒は、
堂々と答えに「-90年後」と
書いていました。
これでは、ほとんどの人間が
まだ生まれていないことに
なってしまいます。
このあたりの「経験則」というものは
数多くの問題を解かないと、
実感できないところです。
鍛えねば…、と思いました。