低年齢化
2019/4/18
塾関係者向けの雑誌を見ていたところ、
中学受験についての特集記事がありました。
大都市圏では中学受験をする
お子様が多いです。
また、中学受験をするお子様は
全体的にレベルが高いと言って
いいと思います。
「大都市圏のレベルの高い小学生は今、
どのような傾向なのかな」
という点が気になったので読んでみました。
その中に、
「中学受験を目指す生徒が塾に通い始める時期の
低年齢化が進んでいる」
という記事がありました。
「中学受験」というと
早い子で小4から通い始めるのが
一般的でした。
それが、今では1年前倒して
小3から通い始める子の割合が
増えてきているそうです。
おそらく、ここ数年の「中学受験人気」
が影響しているものと
思われます。
特に「大学附属」の私立中学に
人気が集まっているそうです。
来年度から大学入試が変わるため、
そうした制度変更に不安を持つ
ご家庭が早めに手を打っている
ということが背景にあると思います。
また、私立大は定員の規制が厳しくなっているので
入試で受かりづらくなってきている
という流れも、付属校人気に拍車をかけている
のではないか、と思います。
「小さいうちからそこまでやらなくても…」
と思う面もありますが、
一方で、大学入試ではこうした大都市圏の
子供達と競争しなければならない、
という現実は知っておいた方が
いいのかもしれません。