同じ「動作」をしていても
2021/7/7
いかに「魂」を込めて勉強するか。
そこに成長の差が生まれてきます。
入塾時に学力の差があるにしても、
生徒に指導する「勉強のやり方」については
正直あまり大差はありません。
理解度によって取り扱うテキストの
難易度が変わる程度です。
では、どの部分で差が生じるのか。
それは「生徒の取り組む姿勢」です。
成績が伸びない生徒は「言われたからやる」
という姿勢が多いです。
とりあえず言われたのでやる。
「◯ページ~◯ページまで」
と言われれば、その課題を終わらせる
ことが最大の目的。
「なぜ、それをするのか?」ということを
考えることはまずしない。
一方、成績を伸ばす生徒は
「なぜ、それをするのか」を
自分なりに考えて行動する。
どのようにすれば自分が成長するのか。
どの点を注意すればいいのか。
どの部分がわからないのか。
自分なりに「意図」を持って取り組みます。
外から見れば同じ「動作」をしていても、
取り組んでいる人の意識によって、
その後の成長に雲泥の差が生じます。
こうした姿勢は勉強面だけでなく
将来大人になった時にも差になると思います。
「上司から言われたことだけをやる」のか、
「自分なりに考えて行動する」のか。
学歴ですべてが決まるわけではないですが、
「勉強ができる人」の方が、
自分なりに考えて行動できる人が
多いような気がします。
大事なことは、与えられた課題に対して
まずは「魂を込めてやってみる」
という姿勢だと思います。
その中で自分なりに得た「気づき」というものは
時が経ってもなくなるものではないはずです。
それこそが、本当の「学力」といえる
ものなのかもしれません。
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