算数のおもしろさを知ってほしい
2021/7/12
「算数のおもしろさを知っている
生徒がいないな…」
生徒を指導していると、そう感じます。
「テストの点数がいいから」
という理由で、算数(数学)を
得意としている生徒はいます。
ですが、そうした表面的な意味ではなく、
なんというか「数とたわむれる」ことの
できる生徒はいないな、と感じます。
学校で教わったことはできる。
けれども「自分で工夫して」考えることの
できる生徒はいない。そう感じます。
算数や数学は「自分で工夫して」
答えを導くことができる教科だと思います。
また、そこに面白さがあるのだと思います。
なので、そうした面白さを
感じてほしいのですが、
学校で習ったことのないような、
少し難しい問題を出すと、
みんな敬遠してしまったり、
すぐに答えを求めてしまったりします。
こうした骨のある問題を自力で解けるように
なるところに算数の醍醐味があるのですが。
なかなかそうした生徒はいないです。
算数の一番の面白さを感じさせてくれるのは
「中学受験の算数」です。
中学で習った公式などを使えば
簡単に解ける問題も
中学受験では使えません。
なので、「いかに本質的に考えるか」
が大事になってきます。
公式に頼らず「本質的な理解」が求められるのは
実は中学受験が一番なのではないかと思います。
東大や京大の進学者数が多いのは
私立の中高一貫校が多いです。
元々優秀な生徒が集まっていることもそうですが、
「本質的に物事を考えるクセ」がついているのも
その理由のひとつなのではないか。
そう思っています。
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