「好循環」と「悪循環」
2022/7/20
人間は「習慣の生き物」だと言われます。
「その人の1日1日の暮らしの積み重ねが、その人を形作る」という意味なのではないかと思います。
「よい習慣」を持っている人は、成長することができるのに対し、「悪い習慣」を持っている人は、なかなか成長することができない。
そのように思います。
勉強面でも
勉強においても同じです。
「勉強を頑張れる子」というのは、勉強に対する「好循環」ができているように思います。
褒められる
↓
うれしい
↓
興味を持つようになる
↓
さらに勉強する
↓
結果が出る
↓
褒められる
このような「好循環」ができると、自分から自然と勉強するようになります。
一方、「勉強が苦手」な生徒は、「悪循環」に陥っている気がします。
怒られる
↓
勉強がつまらなく感じる
↓
興味が持てない
↓
やらなくなる
↓
結果が出ない
↓
怒られる
このような「悪循環」にはまってしまうと、なかなか自分から前向きに努力するのが難しくなります。
「好循環」を生み出すには
ただ、何事も最初から「うまくいく」というのは稀なことだと思います。
うまくいくかどうかわからないことを、「好循環」のループに乗せるには、まず「やってみる」ことが大事だと思います。
そしてできるだけ早い段階で「成功する」ことも大事です。
小さなことであっても、成功体験を得ることができれば、それは自信になります。
そうした成功体験をくり返すことができれば、自信も生まれ、興味を持つことができるようになります。
「いかに早い段階で、成功体験をもたせるか」
これが好循環をもたらす上で、1つ重要なポイントになると思います。
そういった意味では、小学校の低学年のうちに、できるだけ勉強面での成功体験を持たせられるといいのかな、と思います。
学年が上がるに連れて内容が難しくなってくるので、なかなか成功体験を得ることが難しくなってきます。
それほど内容が難しくない低学年のうちに、どれだけ勉強面での成功体験を積ませられるか。
これが、勉強面での「好循環」をもたらす上で、大事だと思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください。